Entries

日本人の80%はレプリス仮説;レプリス≒アダルトチルドレン

自分が嫌われないために気を遣う人は、身内を潰す。:yuhka-unoの日記

はてなで話題になっていた記事。あいかわらずコメント欄が被害者に新たな傷をつけるセカンドレイプ。まあ、こんなのいつものことなのは存じております。

すでに指摘されていますが、これはアダルトチルドレン(AC)ですね。「思いやり」について考えるための格好の素材のひとつがAC問題だから、私も積極的に勉強してる。

以前、この方の記事、ポジティブ神話とキレイな被災者:yuhka-unoの日記を読んで、ずいぶん私と似たような意見(=善と偽善と無自覚と 続・今回の地震あれこれ @宮城県)の方だと思っていましたが、ACの知識がある方であれば納得。私もACベースでこの手の話をしていたから、当然のこと。

ACがどんなものなのかはyuhka-unoさんの記事と、トラックバックされている
『自分が嫌われないために気を遣う人は、身内を潰す。→その通り!』:自由人PENGの再チャレンジ日記
さんの記事をご覧になればある程度わかるかと思います。

つまり、ACとは主に親の虐待(肉体的・精神的)によって他人への依存が強くなり、大人になっても自己を確立できない人のことをいいます。

虐待というと殴るとか罵倒するとか思い浮かぶ方が多いでしょうが、ここでいう虐待とは子どもを自己の思い通りにコントロールして自己承認の道具にすることをいいます。

子どもに厳しいしつけをするのに「子ども自身のためにきちんとした大人になってもらいたいから」ではなく、「親として恥ずかしい思いをしたくないから」とか「立派な子でしょーって自分が自慢したいから」という理由が極端に先行するようなこと、これも虐待の一種になります。(そして、本人は当然のこと、子ども・周囲もそれに無自覚なことが多い)

そして、

アダルトチルドレンは自己が未成熟なので、自己評価や自己肯定が苦手で、他人の下す評価をそのまま自己評価として受け止めてしまいます。(中略)良い人を演じなくてはならないという強迫観念から、気を遣います。
『自分が嫌われないために気を遣う人は、身内を潰す。→その通り!』:自由人PENGの再チャレンジ日記

これ、私のブログの読者さんであれば、誰か似ている人がいると思いませんか?

レプリスですよ。さらにいえば、Mayもとみ。

レプリスに自己なんてものはありません。他人の望むように行動します。そして、もとみも恭介の好む人物像に合わせて自己を変えようとしていました。彼女たちはACに近い。

私がMy Merry Maybeの浩人が大嫌いなのは、いわゆる毒親っぽいから。beリースに自分の思い通りに動くように求めてる。リースのためじゃない。自分のために。

その結果として、
ひろとくんごのみの(ry
レゥのように(ry
となる。

あのセリフは、そういうこと。レプリスとしてどうなのかは知らないけれども、少なくとも「人間」として健康な生き方ではない。もっとも、浩人は彼女たちが「人間」として生きることを望んでいるわけなんだが。

もっとも、日本人の80~90%はACという話もあるから、そう考えると日本人のほとんどはレプリスなんじゃないの? とも思う。そうなると結局のところ人間って何よ? みたいな。マイメリ好きな方はこの機会にACに興味を持っていただければ幸い。

と、ふと思い出して「"春にして君を離れ" アダルトチルドレン」で検索しても300くらいしか出てこないのに驚いた。いまだに認知されているとはいいがたいAC親の異常性を60年前に描いたアガサ・クリスティーの天才さがみんなわかってない!

(ちなみに『春にして君を離れ』の発行は1944年、アダルトチルドレンの言葉が生み出されたのは1970年代後半)

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)それでも少数だけど私と同様にスーザン・フォワード『毒になる親』を副読本として薦めている方が何人かいらっしゃって安心した。というか本来こっちが主読本。

クリスティーは現代まで続くミステリーのパターンをほとんど出したという意味で歴史的に凄すぎるひとではあるが、それがめずらしくなくなった今日ではむしろ人間観察・描写の上手さをアピールしたほうがいいんでないかと。クリスティーファンの見解はいかに。

関連記事:
アガサ・クリスティー『春にして君を離れ』
新・鉄人兵団はエンパシー要素が成功のカギ、ついでにFF13のススメ

上のエンパシー記事で参考にあげた、
sympathyとempathy, independentでdependableな関係!:☆RUBY'S My P.L.L☆ ~My Private Lov3 Lessons~
さんの記事本当にいいなあ。共依存(codependent)はACのキーワード。深い国際交流経験をもつ方だと、価値観のズレを味わう機会も多くなるので、この手の話に強い方結構いらっしゃいますよね。

鏡よ鏡よ鏡さん

を普通に

きょうよきょうよきょうさん

と読んだ私は一度まいめりーめいびーを捨てるべき。


だが断る。



Web拍手にマジレス。
>りむるさん
あなたがきょうさんきょうさんいうからわるいんだっ。
タグ: Qtron MyMerryMay

だからあれは、バグなのよ。あなたの言い方を借りれば、心と言う名の。

新・鉄人兵団の感想につけたそうと思ったけど、マイメリ色が強いので単独エントリとする。

ドラえもんは、工場でつくられたときにネジが1本抜けているんですね。きっと、その時点でロボットからある意味、人間に近い存在になったんだと思います。
寺本幸代監督「ドラえもん」で垣間見させる“繊細”と“剛毅”:映画.com

心というバグですね、わかります。 でも、結局は「近い」存在にしかなれない。

Twitter(@shuijiao4)に上のように書いたけど。これは完全にMy Merry Mayな読者に向けたもので、マイメリをプレイかつ私のマイメリ感想を読まないと意図がわからないようになっています。

ひとことでいうと、私は「心というバグ」(マイメリ用語です)を称賛することに対して否定的です。正確には、人間以外の生物の独自性を考えずに人間の心のみを絶対化して、人間の心はすばらしいという観念を押しつけることが嫌い。

もし他者にやさしくできることが人間独自の特色であるなら、そんな人間はすばらしいと思う。でも、それがない他の生物が絶対的に劣っているわけではない。いまのところ、これが私のスタンス。

それと私は旧・鉄人兵団のリルルには「心というバグ」を適用する余地はあるが、新・鉄人兵団のリルルにそれはまったくないと考えています。

旧リルル:事故のショックor地球の薬の影響(?)で「(思いやりの)心」というバグ発生。本来は仕様外。

新リルル:心は仕様内。(メカトピアすべてのロボットにある。バグではない)しかし、圧政で他人を思いやる余裕がない。あったとしてもそれが「心」であるとわからない。
→だから君に与えよう。心という「概念」を。

こじつけるならこういうことでしょ?

新・鉄人兵団ってだれかを「特別扱い」したら成立しない話なんじゃないの? それはのび太とドラえもんの関係を取りあげてもそうで。

「ドラえもんはねじが一本外れた人間らしい『特別』なロボットだから友達だ」としたら、ほかのロボットとは友達になれないということ。ドラミは完璧すぎて人間らしくないからダメですか?

そうじゃなくて、「人間」と「ロボット」は違うところもあるが、たがいにわかりあえる可能性があることがこの作品の重要なところかと。

現実世界にあてはめると、日本人とアメリカ人は違うところがたくさんあるけど、おはなしをしてだれとでも仲良くなれる可能性がある。特別に「日本人っぽいアメリカ人」がいて日本人とその「日本人っぽいアメリカ人」でなければ仲良くできないということではない。

問題は相手に話を聞かせる余地がどれだけあるかであって。鉄人兵団の場合、リルルがけがをして弱い立場にいたからこそそれができた。(ジュドに追いかけられているときに話を聞いてといっても無理)

リルルが選ばれたのは、けがという予想外の出来事によるたんなる「偶然」

そういうことだと私は思ってる。

私が新・鉄人兵団を評価する理由は、人間とロボットの関係を異文化交流の話に落としこんだところ。というのも、「人間」対「ロボット」の話とすると絶対にひっかかるポイントがあるから。

それが、ドラえもんの存在。

ドラえもんもロボットなのになんでだよ! みたいなことは前からいわれていたと思います。「人間」対「ロボット」のままでそれを解消するにはリルルだけでなくドラえもんを含めた地球のロボットを例外扱いしなければならなくなる。綺麗じゃない。

だから前提自体をかえて「人間とかロボットとか、そんなの関係ないよ!」と異文化交流の形で綺麗に人間とロボットの関係を落としこんだのがすごいんだよ。

新・鉄人兵団では「心というバグ」を適用できないというのはそういうこと。

と、ここまで書いたあとにまったく同じことをおっしゃっている方を発見して泣いた。決してパクったわけではないです。
「「新・鉄人兵団」感想(長いです)」:つれづれに

そもそも、「心というバグ」な発想は別にめずらしいものではなく。バグでへんなことをするロボットなんてそれこそアシモフからやってるし、そもそも有名なロボット三原則がバグネタの宝庫。

つまりマイメリファンはアシモフを読めという結論に落ちつく。しかし、私は「心にかけられたる者」が大好きなのに、収録短編集『聖者の行進』が絶版とかおかしいよ! これに「バイセンテニアル・マン」もはいってるんだぞ!

ついでにフィリップ・K・ディックの短編「人間らしさ」の自己解説で「人間らしさとは親切であることだ」(要約)とあった。ステキなこと言うじゃない。

これを発展させてシンパシーでエンパシーでマイメリーな『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』ができたにちがいない。

それと。「心というバグ」が関係ないならまいめりーめいなわたしは新・鉄人兵団見る必要ないね、なんてことはなく。

わるい意味でリースA(とトゥルー)な旧作に対して、新作はテーマを「共存」という一点にしぼってわかりやすくした穂乃香ABなのでむしろ新作のほうを見てください。

とくに私のbeリース・beトゥルー感想に共感できたかたなら新作のほうが楽しめる可能性が高いと思います。(反感もった方は旧作のほうがいいかも……)

例年通りならレンタルDVDは8月ごろにでます。興味があるマイメリチームはよろしく。

ドラえもん 新曲発表! ジャイアンにボエボエ?

2011/6/10 わさドラ 新曲発表! ジャイアンにボエボエ? の感想です。

川上とも子さん亡くなったのか。残念です。Twitter検索したらNever7の川島優夏をあげているひとがそこそこいて安心した。Never7は個人的には声優ゲー。松岡由貴と川上とも子のツートップ。

My Merry Mayでは松岡さんの独擅場だったのに対し、Never7では川上さんもおそろしいほど上手だった。主に酔っぱらい演技がね。松岡さんと並んでの存在感って相当すごいぞ。マイメビなんて有名声優ばかりなのに松岡さんが全部食っちゃってたし。

だからこそ、Never7はボイスがクリアでなかったのが不満。あと、立場を考えるにいづみさんの年齢設定は絶対におかしい。

Never7はMymerryMayの生みの親だ。それはなにより川上ともこさんの酔った女の演技に魅了され、それがマイメリの杵築たえのキャラの方向性に大きな影響を与えている。長井知佳:Twitter

えええっ!!! まじですか長井さん! 杵築たえ役の黒河さんもうまかった。Mayはたえ編あってこそハッピー。川上さん、本当にありがとうございました。

新曲発表! ジャイアンにボエボエ?(アニメオリジナル)
脚本 大野木寛/絵コンテ・演出 鈴木孝義/作画監督 嶋津郁雄


ファンクラブ結成バッジはひとの身体の自由を奪うすてきな道具。といいたいところだが、落としたバッジを全員がなにも疑わずに普通につけているのを考えると、精神の自由も奪っているように思えてならない。

じつに普通の話だった。別に特筆することはないな。これ系の話だと高橋渉さん演出「のび太たちのアイスショー」があった。

あれもかなり普通の話だったのにこっちはかなり好みなんだよね私。しずかちゃんがぐるぐる回ってぶつかるあたりとか「ぼくがせんたくきなんて言ったから~」の流れとかめりこみパンチとか。

そんなアイスショーはDVD化しないのか。浅田真央さんでたから無理ですか。

今作の見どころは美声なドラとジャイアンの歌か。といってもギャグにしか聞こえないんですけど! 当然それを狙ってやっているとみていいですね。水田さんと木村さんGJ.

そういえば歌がうまいひとほど音痴に歌うのがうまいと聞いたことがあるような。しんっでれらーなんかにーなっりたーくーないっ。

声優さんはキャラソンも歌わなくちゃならなくて大変ですな。歌前提のキャスティングならまだしも、あとからキャラソンつくりましょうってこともたくさんありそうだし。

あ、もしかして新・鉄人兵団って歌前提のキャスティングだったのかな? 小林さんと沢城さんほんとうまかった。というか声優としても歌手としてもレギュラー陣より(ry なにこのダブルスーパーマン。

次回6/17の放送は「しずかちゃんがオッペケペー?」「ぼくを止めるのび太」です。
カップめん10個、来た!

フィリップ・K・ディックと藤子・F・不二雄とマイメリな三角関係

このブログの10%はフィリップ・K・ディックでできている。

すみません。10%は適当です。でも、このブログは藤子FやMy Merry Mayなんかよりもずっとディック成分のほうが多いはず。直接話題にあげることはすくなくても。

だいたい私はディックファン出身のMy Merry Mayファンなんだし、ディックは完全にリスペクトの対象ですよ。評価が高いからとりあえずはじめたマイメリがディック方向にすすんでいくとかなんの因縁。

ディックは本当に短編がうまい。これだけ安定しておもしろい短編を書く作家はほかにそういないんじゃないの? というほど。(もっとも、晩年の作品には文字通り神がかっていてわけわからない作品もあるけど)

そんなディックと似たような作家が藤子・F・不二雄だと思うのです。彼も短編の名手で、それはSF短編集を見ればわかります。はずれがない。

かつ、作風も似ている。藤子Fが描く悪夢世界、たとえばSF短編「どことなくなんとなく」やドラえもんの「うつつまくら」で私は確信しました。このひとの作品はディック的なのだと。

藤子・F・不二雄が描く夢に対してフィリップ・K・ディックが描く悪夢。それは対極にありかつ同一であると私は考えています。だからこそ、藤子Fは黒いSF短編が書けるのだ、と。

私と同じように藤子F作品と関連してディック『ユービック』をおすすめしている方がエキサイトレビューにいらっしゃって私とものすんごく気が合いそうじゃないですか。

なぜ『ユービック』なのか? は読めばわかります。ディックにしてはどろどろしてなくてライトな感覚がちょっと藤子・F・不二雄っぽいのです。

だってほら、『ドラえもん』を「悲惨な現実を改変すべく、ひみつ道具を使うも、持ち前の無能から陥穽にはまるのび太の物語」と捉えれば、ディック的といえなくもないし、『火星のタイム・スリップ』って、そんな話だよなー。『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』もひみつ道具といえなくもない。『虚空の眼』を大長編ドラえもんでできなくもないぞ! ジャイアン世界にトリップだ! ボエ~♪ 無力な人間の魂の叫びという点においては、『ドラえもん』もディック作品も共通なんですよ、とむりやりまとめたところで、今回もおしまい。
「第2回 すこしふしぎ(SF)な悪夢ーードラえもん「どくさいスイッチ」」 :エキサイトブックス

たしかにディック主人公も藤子F主人公も基本ダメダメなんですよねー。『ユービック』はディック長編にしては読みやすいので私もおすすめしておきます。

そしてMy Merry Mayという作品が、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の影響を受けていることを知っている方も多いと思います。ただ、この作品、ちょっと難しいんですね。ディック長編のなかではまだ簡単なほうだとは思うのですが。

アジャストメント―ディック短篇傑作選 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-20)そんな藤子Fでマイメリなあなたにディック短編集『アジャストメント』映画化された表題作を含む名作13編がそろっています。初ディックにはぴったりな短編集。

ぶっちゃけ電気羊なんて読まなくてもディックは短編集読めば十分。どの作品もいっていることはだいたい同じ。だから、ぜひぜひ短編だけでも読んでみてください。エンターテイメントとしておもしろいですよ!

藤子Fなひとならミノタウロスの皿的な「ウーブ身重く横たわる」、うつつまくら的な「凍った旅」、マイメリなひとなら現実と虚構な「にせもの」「電気蟻」あたりをおすすめ。

とくにマイメビのリース/鏡編が好きなら絶対ディック読まないとだめですよまじで。あとは「完全なる模造品の虚構」というシーンタイトルが好きな方とかも。

ディックはホンモノとニセモノ、オリジナルとコピーにこだわったひとです。つまり、完全なる模造品の虚構、あとはネタバレになるからいわない。

というわけで、『アジャストメント』の感想はこちらです。:『アジャストメント』感想

第一次KID戦争

なんかKID関係が大変なことになっているとか。

code_18 vs ルートダブル vs ロボティクス・ノーツ vs 水月弐 vs Ever17 vs DUNAMIS15 ですか? なんか前より3つも増えてる!?

そして、どう考えてもcode_18が一番弱い。integralシリーズは無かったことにされたのですか。それは打越さんがかわいそうです。

一方で打越さんのライバル中澤さんのルートダブル大丈夫かな……。

そしてEver17。すべて新規作成でリメイクってすごい。田中優役の下屋さんがなにげに職人技決めてたけど、またやってくれるかな? ワカチャタデェ~ス♪ ワカチャタデェ~ス♪ ワタシ、ワカチャタデェ~ス♪

いまさらだけどマイメリファンでNever7をやってないひとはやっといてね。私はあまり好きじゃないんだけど、とりあえず松岡分の補充のため。ばびりんこばびりんこ。

……ダメだ。電波だ。やっぱりKIDはなつかしい。

しかし、倒産からかなり経っているにもかかわらず、新作について語りながらメモオフだinfinityだマイメリだと語れるKID民はすごいと思う。ということでメモオフもinfinityもマイメリもどうでもいいからMonochromeとErdeの続編をですね。特にErde。

だって私はErdeが好きなんだ!

無理なのはわかってる。わかってるけど言いたいの!
エナ登場シーンをビデオに撮ってたまにリピートするくらい好きなんだ。

そして、何事もなかったようにゆっくりと目を開ける。

時間にするとほんの少し前のことだったけど、今目の前で起こったことを示すようなものはなにもなかった。

目の前でゆっくりと微笑んだ彼女を除いては。
(シーンタイトル「路地裏の出会い」)

最高じゃないか。雰囲気と調和した西川さんの文章は。

そりゃー確かにErdeは名作とはいいがた……むしろ駄作一歩手前かもとは思うんだけど、西川イズム満載だし、あれこれいじれば名作になるにちがいない。

ま、無理ですね。

え、マイメリ? こっちも西川さんいないからもうダメだ。長井さんもやる気はないみたいだし、マイメリ民はあきらめろ。西川さんもARCHIBOLDさんもゴッドボイスもいない、そんなマイメリ嫌だろ!?

そういうこと。

白コショウしろこいブログで西川さんがこわれていますがあたたかーい目で見守ってあげましょう。なんだよ。ニタニタとしまらないうすわらいなんかうかべて。

工画堂はついにPC全年齢から撤退、延期を2回……大丈夫か? サイバーフロントもからんでいるからさすがに3回目はないだろうけど。しかし、code_18も延期してたりするからこの2社の連携は微妙に不安。
タグ: Qtron MyMerryMay

善と偽善と無自覚と 続・今回の地震あれこれ @宮城県

余震が続いていますが、福島・茨城の皆さま大丈夫でしょうか。こちらも安全な場所をチェックしようと外に出たらブロック塀のあちこちに微妙にひびが……。

やばい! これやばい! すでに本震で一か所、余震でもう一か所少し壊れているのに。ここの更新が突然無くなったら死んだと思ってください\(^o^)/

SignalNow Express
PCで緊急地震速報を使いたい方はどうぞ。TVより早く、実際かなり役立ってます。速報の音がうるさいと思う方はアプリごとの音量設定で対処を。Vista以降ならできます。

では本題。

頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

ほぼ同意。

電気無いやだ怖い
↓(復旧)
水道来ないのど渇いたトイレ流せない
↓(復旧)
ガス来ないお風呂入れない
↓(復旧)
きゃー余震! あーもういやだー!(いまここ)

とこの程度でだだこねる私では、すべてを失った人に声はかけられない。頑張れって言葉は、頑張れる人にかけるべきであって、絶望している人にかける言葉ではないんじゃないかと。津波が来ていない内陸部の人にかける分にはそれほど問題ないと思うけど。(私はOKです)

それにしても。
宮城県花山村は無事です。:Togetter
「仙台市三条中学校が外国人の心無い行動で避難所機能停止」というデマ :Togetter
石巻で殺人?:Togetter→3/22 河北新報でデマ確定。紙面PDF:河北新報
石巻の人に作ったお弁当を5000食捨てた…:Togetter

Twitterによる宮城県の迷惑な騒動。こういうのを見ていると、やっぱり結局お祭り気分の他人事なのねとしか私には思えないわけですが。「これは大変だTwitterで拡散しなきゃ。こんな私いいことしてるー」の裏で私はすっごく傷ついてます。自分にとって大切な場所がデマと大喜利の場にしかなっていないということに。

「この街に来てもいないやつが、知ったかぶりしてデマ流すのを見ていると本当に腹が立つ。なにが『知り合いから聞いた話だけど』だ」とも。
震災後の仙台を歩く:深町秋生のベテラン日記

まったくです。

阪神大震災当時、レイプが多発したと何の根拠もなく吹聴している輩は今すぐ自身の発信を全て削除し、神戸の方向を向いて土下座してください。そして二度とインターネットに触らないで下さい。

被災者が互いに助け合い、ボランティアの方々が復興に尽力してくださっていた頃の事を、想像だけでさも本当の事かのように語られるのがとても悔しいです。
地震に関する雑感:ついのすみか

阪神・淡路経験者で言ってくださる方もいた。ちなみに私も同じくらい憤っています。ネットを見ていて救われたことなんてほとんど無い。救助要請RTとかマスコミに伝わるまでRTとかそういう無駄で無責任なTwitterを見ていると、所詮、他人事のお遊びなのは余裕でお見通しなのですよ?

話は変わって。私は善というのは究極的には全部自己満足だと思ってる。つまり、

Q:なんで人を助けるの?
A:自分がそうしたいから。

ということ。

あえて善と偽善を分けるなら、「相手がどう思うか想像できていること」が分かれ目だと思う。

pixivがそろそろ本気で気持ち悪い
応援絵を描くことが被災者の役には立ってない。私もそう思う。私もあの日から一週間食料があまり手に入らなくて、大好きなドラえもんが楽しめなかったからね。娯楽は余裕あってのものだと、少なくとも私は思った。

ただ、絵を描くことは、描いている自分の心を落ち着かせることには役に立っていると思う。で、「誰に役立っているか」に自覚的なら別にいいと思うんだ。問題なのは「被災者に尽くす私いい人」と勘違いすることではないかと。

でも、そういうことは震災関係なく私にもたくさんある。きっと。そういうことを少なくしていくには、いろいろな経験や勉強を積んで、想像力を高めるしかないと思う。

だから、できるだけ不必要にひとを傷つけないよう、私はこれからも頑張る。

と、ものすごく理屈っぽく考えてみた。もっと違う面から考えたものもあるんですが、とりあえずこれで終わっておきます。当然ながら、上のことをしない言葉が絶対人を傷つける、というわけではないです。

本当にこちらの力になってくださる皆さま。(具体的には募金など) 本当にありがとうございます。ありがとうございます。大事なことなので二度言いました。

いま、こちらで全国から力を集まっていると実感できるのが、ガス復旧だと思います。全国から3700人もの方がいらっしゃって、地元ガス局の人員500人と作業にあたっているようです。

現にうちにも中部ガスの方が来ましたし、大阪ガスの方が作業しているのを見ました。もうありがたいです。次にどこかで何かあったら、なんらかの手段で絶対恩返しすると決めました! 

それと、あまり報道されていないようですが、茨城・千葉あたりは津波や液状化で大変だと思います。ライフラインも断たれたと聞いています。ライフラインが断たれる恐怖は、実際に経験しただけによくわかります。ついでにさりげなーく下水道やゴミなどがやばいところがあるでしょう。困っていることなんて同じです。だいたいわかります。

正直、宮城のことだけで精一杯の状況ですが、そちらのことも決して他人事とは思っていません! このこともどうか覚えていただけるとうれしいです。

関連記事:
今回の地震あれこれ @宮城県
アーシュラ・K・ル=グィンの日本へのメッセージが素敵

じつはまだ続く。以下は、以前からのこのブログ読者向け。

My Merry Maybeの某シナリオで主人公の言葉がどんなに彼女を傷つけていたことか。それにどれだけ主人公が無自覚だったか。

具体的に言うと、「レゥのように」「君には心があるよ

マイメビのテーマって「ロボットに心はあるか」ではないと思う。「違った相手を認めることができるか」じゃないかと。それが、違った存在の「命」を尊重することにつながってくる。

私はドラえもん 新・鉄人兵団の感想で、あえて「ロボット」は「人間」と書いたけど、ロボットが人間かロボットかなんて本来そんなのささいなこと。

被災者を認めることができるか。

外国の人を認めることができるか。

ロボットを認めることができるか。

根本的にはどれも、違った存在を理解して尊重し合えるかどうかの一点だけ。下にいくほど差異が大きくなって、相互理解が難しくなっていくというだけ。

私は「人間とロボットが仲良くなるには」とよく言っているつもり。

まさか「22世紀にはドラえもんができる。だからいまのうちに、ロボットとの付き合い方を学んでおかなければならない」という理由だと思ってる?

そんなわけないでしょ。

ロボットと人間が仲良くなるっていうのは、人間と人間が仲良くなれる、そういうこと。思考が近い存在どうしですらわかりあえないのに、ロボットとわかりあえるわけがない。

だから、私は22世紀にドラえもんができてほしい。そういう世界にしていかなければならない。その役割を、私たちが負っている。

『新・鉄人兵団』『My Merry May with be』『華竜の宮』、おもしろいよ。見ようぜ!

マイメビファンへ。(反転)
Q&Aの部分がマイメビの影響を受けているっていうのは、わかるよね?

それにしても、マイメリ感想で「Twitterって善意が溢れすぎててマジ怖いです」と書いた1か月後にこんなことが起こるとはねー。災害が起きたらTwitterがこうなるっていうのは当然予想通りだったけど。

CLAMP『ちょびっツ』

あなたはヒトでないものを愛せますか? ヒトそっくりのロボットを愛せますか? ロボットの「心」は所詮プログラムかもしれない。それでも愛せますか?

My Merry Mayの感想? 違います。『ちょびっツ』の感想です。

ちょびっツ 1 (ヤングマガジンコミックス)ということで、My Merry Mayの元ネタの可能性があると聞いて久しぶりにマンガを読んだ。

うん。これは間違いなく元ネタのひとつだ。(まさか「かわいいね」もパクリだったなんて……)

このマンガの舞台は、人型「パソコン」が普通に存在し、受け入れられている世界。彼らはヒトの社会に溶け込み、ヒトと行動を共にしている。しかし、彼らはあくまで「パソコン」 その思考はそれは「マスター」がインストールしたプログラムでしかない。結局のところ、彼らが「自由」に行動することはないのだと。

そんな世界で、主人公はゴミとして捨てられていたパソコン「ちぃ」を見つける。なぜかOS無しで作動した彼女。まさか、ちぃは自分で考えて自分で行動するという伝説のパソコン「Chobits」ではないか!?

古典的ですが「ロボットに心はあるか?」がテーマのひとつでしょう。しかし、他にも多くのテーマが盛り込まれていると感じました。「心の無いものを愛せるか?」「ロボットに夢中になるっていいことか?」「ロボットに死んだ人間の記憶データを入れ、その人間の代わりにすることはできるか?」などなど。ってこれまんまMy Merry Mayじゃん!

私が気に入ったのは心どうのよりも、人間がパソコンばかりに夢中になって人間を愛せなくなっているのではという場面。パソコンは自分の言うことを聞いてくれる都合の良い存在。一緒にいて楽しいことは間違いない。でも、それでいいのかという問いはかなり考えさせられるものがありました。

人型「パソコン」となると現実感湧きませんが、いわゆる二次元萌えなんかにも通じると思ったり。アニメの女の子って非常に理想化されたキャラクターが多いように感じます。彼女たちにのめりこんで「三次元には興味ありません!」なんて言っていていいのでしょうか? と。

ってこれやっぱりマイメリですね。

結論:マイメリファンはリスペクトの念をこめて読め。

My Marry May with be(限定版)
My Marry May with be(限定版)ちなみに魂・心の解釈はマイメリとは少し違うかもしれません。Maybeトゥルーみたいなのを期待していると「えー!」ってなるかも。しかし、非常に私好みのオチではありました。割とマイメリの西川さん寄り。

できれば『ちょびっツ』ファンの皆さんも、PS2, PSPゲームの『My Merry May with be』をお願いいたします。

『ちょびっツ』 上で挙げたテーマのすべてを処理しきれたとは言えませんが、なかなかの佳作です。ヒトの造りしもの、の話が好きな方におすすめ。もちろんマイメリファン以外の方もどうぞ!

Appendix

プロフィール

shui

Author:shui

Twitter:@shuijiao4

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
プロフィール画像:©SozaiRoom

ユーザータグ

検索フォーム

QRコード

QRコード