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映画ドラえもん ブルーレイ版の仕様

映画ドラえもんBlu-rayがそろったので、仕様に注目してレビューします。セル版のみのレビューです。(レンタル版は仕様が違う可能性があり) なお、youtubeにリンクした映像はすべてドラえもんチャンネル公式のものとなります。

共通仕様
・片面2層
・映像 MPEG-4 AVC
・音声 リニアPCM 2ch ステレオ & ドルビーTrueHD 6.1ch サラウンドEX
・日本語字幕入り
・チャプターメニューは本編の動画が背景として流れる。DVD版のような固定映像ではない……と思っていたら新・大魔境で静止画にもどってしまった。
・Blu-rayを再生直後に流れる映像。
◎ビデオ観賞上のご注意 「長い時間見ないでください~」みたいな注意書き

おやくそく
なんとオリジナルドラえもんアニメーション。ブルーレイ版だけでなく最近のアニメドラ関係メディアには収録されているはず。

暗い部屋でテレビを見るしずかちゃんやテレビに近づきすぎのジャイスネに対し、ドラえもんが「部屋は明るくして見てね」「テレビには近づかないではなれてみようね」などと注意をうながします。しかもこれが結構おもしろいのであった。ただし作画はイマイチであることをつけくわえておく。

◎SHOGAKUKANロゴ

以上が共通仕様です。

映画ドラえもん のび太の恐竜 2006【ブルーレイ版】 [Blu-ray]『のび太の恐竜2006』(2006)
・36.2GB
・本編107分 特典映像12分
・本編チャプター17分割

<特典映像>
・うごくえほん のび太の恐竜(11:25)
渡辺監督イラストの絵本をのび太が朗読します。渡辺監督イラストファンは見るべき。この映像はDVDセル版にもついていたと思います。ちなみに「紙の本」としては「DVDスペシャル版」にしかついていないので注意。Blu-ray版に紙の本はありません。

・ノンテロップOP
・ノンテロップED

・特報1(0:34)いつも8月ごろ最初にTVで流れる特報
・予告編(1:48)いつも12月ごろ続報として流れる予告編:youtube
・年末特番用予告(1:31) ドラえもんとママの早口言葉コント
・制作発表用プロモーション(2:15)
・キャラバン用プロモーション(3:45)
・TVスポット集
 ◎TVスポット1(0:30)
 ◎TVスポット2(0:15)
 ◎TVスポット3(アクション編)(0:30)
 ◎TVスポット4(アクション編)(0:15)
 ◎TVスポット5(Mix編)(0:15)
 ◎TVスポット6(感動編)(0:15)
 ◎3秒スポット1(春はドラえもん編)(0:03)
 ◎3秒スポット2(春はドラえもん編)(0:03)
 ◎3秒スポット3(春はドラえもん編)(0:03)
 ◎3秒スポット4(春はドラえもん編)(0:03)

ここで悲しいお知らせがございます。恐竜2006のPV映像につきましては、すべてSD画質(つまりDVD画質)となります。綺麗な映像で当時のPVは見られないので注意してください。

でもPV映像が全部ついているなんて私感動しました。新・鉄人兵団では特報と予告しかなかったし、シンエイはいつもこのへん適当だし。今後もお願いします。

ひとこと
観た当時はぐにゃぐにゃ作画に慣れなかったけど、いまとなっては「なにこの作画すごすぎる」と思うようになってしまった。なんだかんだで私は作画マニアになりつつあるようだ。

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い【ブルーレイ版】 [Blu-ray]『のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』(2007)
・40.7GB
・本編112分 特典映像10分
・本編チャプター17分割

<特典映像>
・うごくえほん 美夜子さんの物語(10:38)
寺本監督イラストの絵本をのび太が朗読します。寺本イラストファンは見るべし。恐竜2006と同じく、紙の本はDVDスペシャル版のみについています。

・ノンテロップOP
・ノンテロップED
ノンテロップEDには注意。映像が「かけがえのない詩」のイントロ途中から入ります。具体的にいうと、月が復活し「ドラミたちがほほえむ場面」から「美夜子さんがしずかちゃんのとなりにすわる場面まで」

・特報1(0:34) 8月特報
・特報2(0:31)
・予告編(1:35) 12月予告編:youtube
・年末特番用予告(1:01)
・プロモーション(4:00)
・TVスポット集
 ◎TVスポット1(0:30)
 ◎TVスポット2(0:15)
 ◎TVスポット3(ストーリー編)(0:15)
 ◎TVスポット4(キッズ編)(0:15)
 ◎TVスポット5(感動編)(0:15)
 ◎TVスポット6(キッズ編)(0:30)
 ◎3秒スポット(0:03)

新魔界PVに関しては、特報1・特報2・予告編の3つがSD画質をひきのばした映像です。(この3つは明らかに字幕がボケてる) そのほかはすべてフルHDに見えます。

ひとこと
寺本幸代監督&金子志津枝作監の真コンビが堪能できるのは新魔界だけ!

映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝【ブルーレイ版】 [Blu-ray]『のび太と緑の巨人伝』(2008)
・40.2GB
・本編112分 特典映像19分
・本編チャプター17分割

<特典映像>
・ライブコミック さらばキー坊(18:31)
原作マンガをGIFアニメーションっぽくして音声(セリフ、効果音、BGMなど)を加えたものです。

・ノンテロップOP
神社の鳥居の間に映るのび太の後ろ姿のシーンから入ります。OPに切り替わる前にピアノ曲がBGMとしてかかるのもそのまま。
・ノンテロップED

・特報1(1:33) 8月特報
・特報2(0:32)
・予告編(1:48) 12月予告編:youtube
・プロモーション(3:55)
・テレビ朝日番組用プロモーション(8:01)
・TVスポット集
 ◎TVスポット1(0:30)
 ◎TVスポット2(0:15)
 ◎TVスポット3(0:30)
 ◎TVスポット4(0:15)
 ◎TVスポット5(0:15)
 ◎TVスポット6(ストーリー編)(0:15)
 ◎TVスポット7(キッズ編)(0:15) 渡辺監督回恒例早口言葉タイム。
 ◎3秒スポット1(0:03)
 ◎3秒スポット2(0:03)

緑の巨人伝以降のPVに関しては、すべてフルHD映像です。新魔界のようにSD映像が混じっていることはありませんでした。

ひとこと
PVクオリティが歴代最高だと思う。終盤の超展開と空気読まないリーレ取り戻し隊参上をあえてスルーできれば本編も歴代最高だと思う。キー坊追いまわすリーレちゃんがかわいいよ。

映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史【ブルーレイ版】 [Blu-ray]『新・のび太の宇宙開拓史』(2009)
・42.9GB
・本編102分 特典映像29分
・本編チャプター17分割

<特典映像>
・のび太とロップル(21:21)
のび太が語り手となって、本編を最後まで20分に要約したもの。これを目当てに買うほどのものでもないです。
・コーヤコーヤ星ふしぎ動物講座(7:50)
タイトルどおり。裏設定が明らかになるわけでもないし、これを目当てに買う(ry

・ノンテロップOP
・ノンテロップED
雪の花のアップ(「きょう、雪の花が咲いた」)の直後、つまり家の窓からのびドラを映すカットから開始。本編であればのび太のセリフが入るタイミングですが、セリフなしに編集されてました。

・特報1(1:37) 8月特報
・特報2(0:32)
・予告編(1:59) 12月予告編:youtube
・プロモーション(4:51)
・TVスポット集
 ◎TVスポット1(0:30)
 ◎TVスポット2(0:15)
 ◎TVスポット3(0:30)
 ◎TVスポット4(0:15)
 ◎TVスポット5(0:30)
 ◎TVスポット6(0:15)
 ◎TVスポット7(チャミー編)(0:15)

ひとこと
ここからメインゲストキャラに本職声優が採用されるように。原作に忠実な佐久間チャミーに安心する。ロップルを演じる櫻井さんも大活躍。

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦【ブルーレイ版】 [Blu-ray]『のび太の人魚大海戦』(2010)
・32.0GB
・本編99分
・本編チャプター17分割

<特典映像>
・ノンテロップOP
・ノンテロップED
のび太のエラーにあきれたあと、「ドラえもんと男の子がアップになる」画面から。ドラえもんの声はカット。

・特報1(1:51) 8月特報
・特報2(0:31)
・予告編(1:56) 12月予告編:youtube
・プロモーション(4:29)
・TVスポット集
 ◎TVスポット1(0:30)
 ◎TVスポット2(0:30)
 ◎TVスポット3(0:30)
 ◎TVスポット4(0:15)
 ◎TVスポット5(0:05)
 ◎TVスポット6(30周年記念編)(0:30)
 ◎TVスポット7(30周年記念編)(0:15)
 ◎TVスポット8(ストーリー編)(0:15)
 ◎3秒スポット(握手編)(0:03)

ひとこと
沢田完さんのBGMに関しては、人魚大海戦がいちばん好きかもしれない。それと、ドラえもんとのび太が握手しているイラストになにかを感じた。


映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ 天使たち~ ブルーレイスペシャル版 (初回限定生産) [Blu-ray]  映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ 天使たち~ ブルーレイ通常版 [Blu-ray]

『新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』(2011)
新・鉄人兵団はブックレット付きのスペシャル版と無しの通常版の2種類。BD自体の仕様は共通と思われます。(私はスペシャル版を買いました) じつはドラえもん初のBDが新・鉄人兵団なので、画質が若干悪かったりPVが入っていなかったり他のBDと一部仕様が違います。

・34.4GB
・本編108分
・本編チャプター17分割

<特典映像>
・ミュージッククリップ
本編映像に合わせて、挿入歌のみが流れます。新鉄人はサントラが出ていないので代わりに。(2015/7/26追記 サントラ出ました。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記 オリジナル・サウンドトラック&モア』

◎アムとイムのうた1(0:55 うた:リルル)
ひとつめは、愛。
(本編開始直後、博士が先祖に3つの星を埋め込んだ場面)

◎アムとイムのうた2(0:54 うた:ピッポ)
(「少なくともおまえよりもマシなうたが唄えるピヨ!」の場面)

◎アムとイムのうた3(0:29 うた:ピッポ)
(ラスト「きっとそうだ!」の場面)

◎メカトピアのテーマ(0:52 合唱:ひばり児童合唱団)
BGM的に使われた曲。
(「アムとイムのうた1」の場面の直後、「時は来た!」と司令官が叫ぶ場面)

◎ニャバダ・ワンダフル(1:29 うた:千秋)
ニャバダバニャバダバワンダフ~、すごいねこのうた~。
(ザンダクロス組み立ての場面)

◎羽根をつけたら(1:53 うた:小林由美子 合唱:ひばり児童合唱団)
とべないものに、羽根をつけたら、世界はきっとかわるでしょう。
(ラッコちゃん名付け事件の場面)

◎おれ ジャイアン!(0:20 うた:ジャイアン)
じゃーじゃじゃっじゃじゃーん、おれ、ジャイアン-。
(「こんなひどいうた、聴いたことないピヨー!」)

◎キミがいてくれるなら(1:07 うた:上新功祐)
太陽わらう日もあれば、涙雨ふる日もあるね。
(戦争開始前のバーベキューの場面)

◎M69(2:10)
BGM的に使われた曲。正式なタイトルがついている曲ではないようです。
(最終決戦においてザンタクロス敗北、リルルが先祖に星を埋め込みつつある場面)

・特報(1:28) 8月特報
・予告編(1:35) 12月予告編:youtube

・のび太と奇跡の島 特報(1:32) 8月特報:youtube

<スペシャル版特典>
・設定資料&絵コンテ集
◎ストーリーダイジェスト(8ページ)
◎レギュラー声優座談会(4ページ)
◎ゲスト声優コメント(各1ページ)
 小林由美子・沢城みゆき・加藤浩次・福山雅秋
◎瀬名秀明インタビュー(1ページ)
◎BUNP OF CHICKENインタビュー(3ページ)

◎キャラクター設定集
だいたいは公式サイトで公開されているものと同じ。新収録の絵は細かい物が中心となります。(パジャマの設定とかネタバレになる絵とか) 美術・背景設定画は未収録です。

あえて注目するなら、けがをしたリルルの設定画か。それと、「リルル4 しずか服姿」に金子さんのコメントがひとつ追加されてる。「強気な女が可愛い服を着ているギャップが出ればベストです」だけでも笑えるのにもう金子さんやめて。

◎絵コンテに見る名場面集
寺本さんと矢嶋さんがコンテを担当していますと書くなら、掲載コンテはどちらが書いたのかも解説してほしいものだ。全部寺本さんだろうけど。

・雨上がりにジュドをさがすリルルとしずかの邂逅シーン
「悪かったわね、せまくて」の直後にリルルの足下が映るシーンから、「きれいな人……」とつぶやくしずかが消えるまで。

・のび太とリルルの邂逅シーン
ミクロスキックのあと、階段をのぼるリルルの足の映るシーンから、「あなた、ノビタ?」とリルルの表情がアップになるシーンまで。

・ジュド→ピッポ変身シーン
ドラえもんが四次元ポケットからおはなしボックスを取り出すシーンから、「ピッポにしよう」の直後にピッポがアップになるシーンまで。

・鏡面世界で兵団に襲われ、のび太とピッポだけがトラックに隠れ助かるシーン~ピッポ回想シーン
「そんなの、意味なんかないよ!」から「(助けるのを)手伝ってやってもいいピヨ」と言われ、のび太が振り向くシーンまで。

・リルルとしずかが「ロボットが人間のまねをしているというの!」と言い争うシーン
「新しい労働力として、人間を使うことにしたわけよ」から、しずかが外で人形を見つけ、空を見上げるシーンまで。

・ピッポが泣くシーン
NSワッペンの効果切れ直後、夕焼けの山全体が映るシーンから、ピッポが泣きながらのび太のひざをたたくシーンまで。

・のび太のいくじなしなシーン
「早くうちなさいよ!」の直後、のび太がアップになるシーンから、「ピッポ、しっかりして!」の声にかぶせてリルルが動揺しているシーンまで。

・リルルが司令官に意見するシーン
「連絡もせずいままで何をしていた」の声にかぶせてのび太とピッポが隠れているシーンから、飛び出そうとしたのび太の肩にドラえもんの手が伸びるシーンまで。

・ピッポ&リルル消滅シーン
過去でリルルが3つの星を入れ、司令官と副司令官が消え始めるシーンから、リルル消滅後しずかがしゃがみこんで涙をこらえるシーンまで。

・ピッポ&リルル復活シーン
「また地球に来てくれないかな」の声にかぶせてのび太がノートをしまうシーンから、EDに入るまで。

ひとこと
Blu-rayの要望を送ったひとりは私ですが、本当に出るとは思っていませんでした。ありがとうございました。これだけPV映像、ノンテロップOPEDが入っていないので、youtubeなどで補完してくれないかなあ|ω・`)


映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~ ブルーレイスペシャル版 [Blu-ray]  映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~ブルーレイ 通常版 [Blu-ray]

『のび太と奇跡の島』(2012)
奇跡の島も同じくスペシャル版と通常版の2種類。物質的な特典はドラえもんのバンダナ、映像特典として小栗旬と鈴木福のコメント映像や主題歌のTVシリーズ放送版が追加されています。詳しくは後述。(BDの仕様自体がSP版と通常版で違うもよう) 

・35.1GB
・本編100分
・本編チャプター18分割

<封入特典>
・映画ドラえもん 感動うるうるバンダナ
絵柄はドラえもんチャンネルで確認できます。

<特典映像>
・ノンテロップOP
・ノンテロップED

・特報(1:33) 8月特報:youtube
・予告編1(1:52) 12月予告編:youtube
・予告編1(選曲版)(1:52) BGM差しかえ。映像自体は予告編1と同じ。
・予告編2(0:33):youtube
・プロモーション(4:55)
・TVスポット集
 ◎TVスポット1(0:30)
 ◎TVスポット2(0:15)
 ◎TVスポット3(ストーリー編)(0:30)
 ◎TVスポット4(ストーリー編)(0:15)
 ◎TVスポット5(ゴンスケ編)(0:15)
 ◎3秒スポット1(0:03)
 ◎3秒スポット2(0:03)
 ◎映画ドラえもんの本 続々登場!(0:30):『ドラえもん総集編2012春号』『シールおあそびえほん』『ドラえもん 映画ストーリー のび太と奇跡の島』のCM

・映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 特報(1:34):youtube

<スペシャル版特典映像>
・小栗旬 アフレコ映像(0:43)
本当に単なるアフレコ風景です。裏話なんてありません!
・小栗旬 インタビュー(2:26)
映画ドラえもんに出演が決まった時の気持ち・"甘栗旬のキャラクターについて・映画ドラえもんシリーズの中で一番好きな作品は?・映画ドラえもんの魅力とは?・好きなキャラクターは?・1番欲しい秘密道具は?
・小栗旬 公式サイト用コメント(以前、公式サイトで公開されていたもの)

・鈴木福 インタビュー
「ドラえもん」の応援団長に任命された時の気持ちは?・映画に出演することになって驚いた?・「ドラえもん」のどんな所が好きですか?・メッセージ
・鈴木福 公式サイト用コメント(以前、公式サイトで公開されていたもの)

・「生きてる生きてく」TVver.with雅秋&フクラージョ(2012/2/3~2012/3/30のTVシリーズEDのノンテロップ版)
・「生きてる生きてく」振り付け練習用映像

ひとこと
楠葉さんの家族描写はもっと褒められていいと思うのです。しかし長編だとまとまりが悪いのも事実なので、楠葉さんは短編やってたほうがいいのかも。2008年TVシリーズの「僕の生まれた日」は最高です。


映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 ブルーレイスペシャル版 [Blu-ray] 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 ブルーレイ通常版 [Blu-ray]

『のび太のひみつ道具博物館』(2013)
あいかわらずスペシャル版と通常版の2種類。封入特典としてブックレット「DXガイドブック」、映像特典として「向井理アフレコ風景&インタビュー」「試写会舞台挨拶」「公開初日舞台挨拶」が収録されています。

・35.4GB
・本編104分
・本編チャプター18分割

<スペシャル版特典映像>
・向井理アフレコ風景&インタビュー(4:47)
55秒くらいの間で、「見ざる聞かざる向井おさる」を3回リテイク。奇跡の島と違って演出指示(音響監督か?)が入っているじゃないですか! こういうのが観たかったんですよ。

インタビュー内容は「ドラえもんのテレビシリーズ・映画に出演が決まった時の気持ち」・「ドラえもんで印象に残っている物語は?」・「好きなキャラクターは?」・「欲しいひみつ道具は?」・「あったらいいなと思うひみつ道具は?」・「アフレコを終えた感想」「"向井おさる"というキャラクターについて」・「ドラえもんの魅力とは?」・「メッセージ」

・完成披露試写会舞台挨拶(2013年2月24日・東京ドームシティホール)(8:59)
いつもの5人+ドラミちゃんの舞台挨拶。ちなみに寺本さんは出ませんから。

・公開初日舞台挨拶(2013年3月9日・TOHOシネマズ日劇)(6:06)
いつもの5人+ドラミちゃんの舞台挨拶。ちなみに寺本さんは出ませんから。なんですって! こっちには出ると思ったのに……。

<特典映像(共通)>
・ノンテロップOP
・ノンテロップED
2つにわかれた鈴を合わせようと、のびドラの「手(と鈴)」だけが中央に伸びるカットから開始。

・特報(1:34) 8月特報:youtube
・本予告(1:56) 12月予告編:youtube
・本予告(選曲版)(1:44) BGM差しかえ。映像自体は本予告と同じ。(ただし、最後の前売り特典部分は一部カット)
・プロモーション(4:46)
・公開直前スペシャル 3分ダイジェスト(3:01)
・TVスポット集
 ◎TVスポット(特報編)(0:30):youtube
 ◎TVスポット(ミュージアム編)(0:15)
 ◎TVスポット(鈴を取り戻せ編)(0:15)
 ◎映画公開記念!! 映画ドラえもんの本 続々登場!(0:30):『ドラえもん総集編2013春号』ドラえもん科学ワールド special ひみつ道具Q&A』『ドラえもん 映画ストーリー のび太のひみつ道具博物館』のCM

・映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊 特報(1:32) 8月特報:youtube

<封入特典>DXガイドブック
・映画名場面&名セリフ集(8ページ)
名場面キャプチャとセリフをならべたもの。編集が適当で本編の良さがぜんぜん見えないなんていってはいけない。

・寺本幸代監督ロングインタビュー(18ページ)
今回限定版を買うべき理由そのいち。ドラえもん・F作品や、その他たくさんの創作への愛情が余すところなく語られる、史上にして至上の寺本インタビュー。インタビューの他にも、寺本さんのデスクの写真1ページやコンテ8編、イラスト3作が掲載されています。こちらもお見逃しなく。

・スタッフインタビュー1 脚本 清水東(2ページ)

・スタッフインタビュー2 キャラクターデザイン 丸山宏一(2ページ)
・キャラクター設定画集(8ページ)
おなじみ5人のデザインの他、クルト・ポポン・博士・ジンジャー・怪盗DX・マスタード警部・館長・ゴンスケ・その他道具などの設定画。

・スタッフインタビュー3 美術 土橋誠(4ページ)
新魔界・新開拓史・新鉄人兵団についてのコメントも。各映画の設定イメージのお話が興味深い。
・美術設定画集(8ページ)
ミュージアム外観・正面玄関・エントランスホール・未来都市・ゴンスケの小島・コピーロボットの小島・自然館・ガードロボの監獄・ペプラー博士の研究所・ペプラーメタル製造室・なんでも館・館長室の設定画。

・スタッフインタビュー4 音楽 沢田完(2ページ)

・ドラえもん ~変身鈴コレクション~(2ページ)
ぽんぽん変わっていくドラちゃんの鈴リスト。

・ひみつ道具博物館トピックス(10ページ)
新魔界でもあった「お願い気づいて!」というスタッフの声が聞こえてきそうな小ネタ群。シャーロックホームズの原作ネタとか伊藤翼のポスターとか。

・ひみつ道具大作戦! 最優秀作品一覧(4ページ)
全国のみんながかいたオリジナルのひみつ道具セレクション。

・CAST&STAFF(2ページ)

・「クルトのクリスマスプレゼント」絵と文・寺本幸代(9ページ)
今回限定版を買うべき理由そのに。クルトとジンジャーと博士がサンタクロースとなってプレゼントを配るおはなし。

寺本さんの描くキャラクターが超かわいい。かわいい。かわいすぎて萌える。ジンジャーのことだけを言ってるんじゃないですよ。博士とかクルトとかドラえもんとか眺めていてすっごくほほえましいの。

寺本回のドラえもんがかわいいのは、ご自身のおえかきの段階で彼がかわいいからなんですね、わかりました。

ということでまとめ。スペシャル版の映像特典は微妙かもしれないが、DXガイドブックのために買え。

ひとこと
新・鉄人兵団につづいての寺本優遇。BDの製作にかかわってるスタッフのなかに寺本ファンがいるにちがいない。


映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~ ブルーレイスペシャル版 (完全初回限定生産) [Blu-ray] 映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~ ブルーレイ通常版 [Blu-ray]

『新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』(2014)
やっぱりスペシャル版と通常版の2種類。今作はエコバッグの有無のみの違いと思われます。特典がいまひとつなのは残念だけど重要なのはBDの内容だし、と蓋をあけてみればまさかの劣化仕様になっていようとは。

・39.2GB
・本編109分
・本編チャプター16分割
・日本語音声ガイド付き(視覚障害者のための副音声、今回唯一の仕様改善!)

<封入特典>
ドラ★ペコ エコバッグ
デザインはポニーキャニオンのサイトを参照。おまけなので立派なものでもなく。

<特典映像>
・ノンテロップOP(1:31)
・完成披露試写会舞台挨拶(2014年2月23日・東京国際フォーラム)(19:10)
いつもの5人&COWCOW&小林ゆうさんのご挨拶。八鍬監督? 出ませんってば。
・♪ワンワン!あたりまえ体操(8:12)
TVシリーズで毎回やっていたCOWCOWによるキャラ紹介をまとめたもの。おもしろくもないのでこれ目当てに買う必要なし。

・特報、予告編(3:04) 8月特報と12月予告を順に流したもの
・STAND BY ME ドラえもん 特報、予告編(3:34)
youtubeで公開されている特報予告編1予告編3を順に流したもの
・のび太の宇宙英雄記 予告編(1:31) 8月特報:youtube

それまでのBDとくらべ、新・大魔境は仕様改悪が多かったのでまとめます。

・スペシャル版の特典がエコバックのみ。
スペシャル版のジャケット絵がいまいち。
・チャプターメニューの背景が静止画。(ポスターの流用)
・ノンテロップエンディングがない。
・特報と予告編がひとつの映像としてつながっている。
・特報&予告編以外のプロモーション映像がない。(そもそも今作はPVをつくっていないのかも)
・TVスポット映像がない。

一部、新鉄人BD以下の仕様・゚・(つД`)・゚・
新鉄人BDにPVがなかったのは残念だったけど、ミュージッククリップの満足感が大きかったし、それよりあとに発売されたBDは全部PVが入っていたから……。以前youtubeで公開していた八鍬さんや小林さんのインタビューなど収録してほしかった。

今作は8月のBD発売だったのもあるのだろうか。それならば、以前どおりBDは12月発売でけっこうです。

ひとこと
八鍬監督は、のび太とサベールの決闘がやりたかったんだと思います。ふたりともかっこよくて大満足。

最後におまけ。BDの本編映像をMediaInfoでむりやり解析した結果画像をあげておきます。新・鉄人兵団のみビットレートの低いことがわかります。
恐竜2006
新魔界大冒険
緑の巨人伝
新・宇宙開拓史
人魚大海戦
新・鉄人兵団

サンタさんがやってきた!?

Merry Christmas. クリスマスプレゼントに、アニメドラえもんスタッフ&原作&DVDリストという謎のデータを差し上げます。ほしい方はご自由にお持ち帰りください。(2014/11/5更新)

Doraanime.xlsx

↓ちなみに中身はこんなの。







スタッフリストは他でも公開されているものがありますが、たしかDVDデータがまとまっているものはなかったと思いますので誰かほしいひとがいるかなと。ローカルで眠らせておくのももったいないので、あげます。

わさドラDVD収録状況
DVD未収録またはセルのみに収録されているものにしぼってまとめた簡単なリストはこちら。ドラ誕生日や年末スペシャル回のような場合、こっち読んだ方が早いです。

※放映回数・通し話数は ドラちゃんのおへや[第2期] 放映リスト さまのものに従いました。また、アニメ原作で私がわからなかったもの(とくにミニシアターの単行本未収録話)についても参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

新・鉄人兵団はエンパシー要素が成功のカギ、ついでにFF13のススメ

そろそろ新・鉄人兵団レンタル開始ということでもう一発up。先日「エンパシー 思いやり 瀬名秀明」というキーワードで来た方がいらっしゃってテンションあがったのもあり。

小説版鉄人兵団を担当した瀬名秀明さんがシンパシーとエンパシーを重要視した執筆活動を行っているのはご存じの方はご存じかと思います。解説を集めてきたのでそもそもシンパシーとエンパシーってなんやねんという方はご覧ください。

「自分がしてもらいたいことを、他人にしてはならない」:路上カウンセラーの【それでも人生は素晴らしい。】
「導線」か「動線」か、「empathy」か「sympathy」か:IA Spectrum
sympathyとempathy, independentでdependableな関係!:☆RUBY'S My P.L.L☆ ~My Private Lov3 Lessons~
(皆さんわかりやすい解説ありがとうございます。私の知識整理にも役立ちました)

シンパシーとエンパシー、これは私が追っているテーマでもあります。

きっかけはMy Merry Maybeのリース編です。主人公の浩人はリースにシンパシーを感じていたが、客観的なエンパシーを感じることができなかったためにああいう結果となった。

で、私が旧・鉄人兵団の嫌いだったところがこれと一緒です。旧・鉄人兵団はのび太たちがけがをしたリルルに共感して彼女を人間の側に寄らせたいという話であって、ロボットとしてのリルルの立場を無視した部分が納得いかないというのは何度も言いました。

そのシンパシー重視のところはVinegar56%さんがおっしゃるように、

自分たちの思いやりにリルルが共感することと、リルルがロボット側の論理を捨て人間側の論理を信じることをイコールで捉えているように見えます。
非ニコマス:そして彼女は天使になる 大長編ドラえもん「のび太と鉄人兵団」について -すごろく妄想格納庫 (延長戦)

この部分からもはっきりと読み取れます。この作品、「自分と同じように相手も思っているにちがいない」というシンパシーの罠に後半のリルル以外がはまってるんです。というかVinegar56%さん、「共感」という言葉を使ってるし完璧……私やることない。

で、本題の新・鉄人兵団。この作品でもっとも重要な軸はピッポ→のび太軸であり、ここがあったからこそ新・鉄人兵団が成功したと断言します。なぜなら、ここは相手を対等な存在と見た、重要なエンパシーポイントだから。

ピッポは人間に対する同情も共感もあまりなかったにもかかわらず、気づいたんです。ロボットと人間を互いに独立した存在としてとらえ、そのうえで2つは同じだと。これはまさしくエンパシー。実質ピッポ=リルル(の良心?)である以上、ピッポの心情変化はリルルにも影響を及ぼします。

舞台あいさつの寺本さんのコメント「相手の気持ちになって考える」や挿入歌の「あなたはわたし」、これは言い方としてはシンパシー。しかし、重要な追加要素はこのようにエンパシーでした。これは寺本さんすごくわかっているといわざるをえない。もう一生ついていきます。

じつのところ、地球人→メカトピア軸はシンパシーなんですよね。ジュドの姿を変えて「かわいい」と思い、人間の女の子そっくりのリルルを見て「かわいそう」と思う。エンパシーがないわけではありませんが結構薄いです。

本当の思いやりの心を持ったのはロボット側であって人間ではなかったってこれすごい皮肉。いや、深読みしすぎだろうけど。

……とここまで書けばなぜ私が小説版ドラに不満を持ったのかわかってもらえるかなあ。瀬名さんのわりにシンパシー&エンパシーの処理が甘いからですよ。

ちなみに瀬名秀明さんは「思いやりの心=エンパシー」ととらえていて、私もそれには同意。で、エンパシーを育てて地球を天国のような星にするのは……ムリじゃない? というのを震災のデマ拡散で確信した次第。あれはシンパシーの暴走であって、相手がどう思うかというエンパシーの観点なんてまったく無いよ。

昔からチェーンメールなどを注意する人はたくさんいた。でも、改善されてないのはTwitterの登場ではっきりとわかった。私はもうあきらめたい。

そんななかで『華竜の宮』の上田早夕里さんとか、ほんと凄い方だと思う。上田さんは阪神・淡路経験者で、人間のそんな本質は変わらないと結構絶望してるようにお見うけします。(このあたりから:上田早夕里(@Ued_S)/2010年10月30日 - Twilog ……失礼なこと言ってごめんなさい)

しかし、「それでもなんとかしたい!」という希望を繋ぐ方でもあり。

希望が最後に残るのか。

で、最後に話は変わるけどゲームのFF13もかなり好きなんだ。

第7章の「上界は下界の侵略を恐れ続けてきたんだ。呪われた敵だと信じてな……」
「下界でも、上界は悪魔のすみかでいつか攻めてくる。――そう信じてた」というやりとりが最高だった。

さらに、鉄人兵団にはない要素の「故郷を奪った憎むべき敵の仲間だとしても、自分たちと同じように楽しく生活している人を傷つけるなんて嫌だ!」という彼女が切なかった。

FF13の小説を読めば例の2人が完全にリルルとピッポポジションにいるのがわかるわけなのだが……だからなんで本編に入れないんだっつのこんな重要なとこ。

そういうわけで新・鉄人兵団が好きなひとにFF13オススメ。インタ版の英語をがんばってリスニングして小説読んでアルティマニア読んでようやく魅力がわかるというすばらしくユーザーに優しくないゲームだけど。

とりあえずインタ版の字幕の手抜きにはとても文句をつけたい。あと小説版は絶対読め。私はプレイ前に読むことをすすめます。くわしくはこちら:ファイナルファンタジーXIII 総合

ドラえもんCD収録状況

今回はドラえもんCDの収録状況です。(大山ドラも含む)

この記事では2015/7/26現在、新品で手に入るCDを最優先にし、どのCDを買えば効率よく多くの曲が聞けるかという方針でまとめます。ちなみにすべてレンタル可能です。

映画主題歌・挿入歌
『映画ドラえもん主題歌大全集』

※重要と思われる曲で抜けているもの。聞きたい方はリンク先のCDを。
「風のマジカル」(小泉今日子, 魔界大冒険):iTunes配信中(ただし、TVシリーズの曲も聴きたい方は下記にあげる『歌の大全集』を買うのがベスト)

「時の旅人」(武田鉄矢ボーカルVer, 日本誕生):iTunes配信中

「アムとイムのうた」
「メカトピアのテーマ」
「ニャバダ・ワンダフル」
「羽根をつけたら」
「キミがいてくれるなら」
「おれジャイアン!」

(新・鉄人兵団挿入歌)
新・鉄人兵団ブルーレイに収録されているミュージッククリップという特典映像で補完も可。本編の映像に合わせて歌のみが流れるムービーです。細かい収録曲については映画ドラえもん ブルーレイ版の仕様を参照すること。

「360°」(miwa, 宇宙英雄記):iTunes配信中

TVシリーズボーカル曲
『藤子・F・不二雄生誕80周年 ドラえもん 歌の大全集』(大山ドラ+わさドラ)
『ぼくドラえもん ~ドラえもん ソング・コレクション~』(大山ドラ)

『歌の大全集』には以下の大山ドラボーカル曲が未収録。必要な方は『ソング・コレクション』で補完すること。
「ドラえもんのうた(東京プリンVer)」
「しずかちゃんのうた」
「おれはジャイアンさまだ!」
「スネ夫のうた」
「のんきなのび太くん」
「浪曲ドラえもん」
「ぽけっとポッポッポー」
「ドラえもんのクリスマス」
「あした・あさって・しあさって」

逆に『歌の大全集』に収録で『ソング・コレクション』に未収録の大山ドラ曲は以下。
「ドラえもんのうた(渡辺美里Ver)」
「ドラえもんのうた(AJI Ver)」
「またあえる日まで」(大山ドラED, 劇場版『ふしぎ風使い』主題歌)
「YUME日和」(大山ドラED, 劇場版『ワンニャン時空伝』主題歌)
「あぁ いいな!」(大山ドラED)
これらの曲は『テレビアニメ30周年記念 ドラえもんテレビ主題歌全集』でも補完可。

※その他抜けているもの。
「ドラえもんのうた」(女子十二楽坊Ver, わさドラOP)
「夢をかなえてドラえもん」(ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫, わさドラOP):iTunes配信中
「F組 あいうえお!」(小林由美子とF思議な仲間たち, わさドラED, 『藤子・F・不二雄 アニメ主題歌・挿入歌集』または『藤子・F・不二雄 大全集』に収録)
「Moonlight Blue」(わさドラ, 2014/2/14「青い月夜のリサイタル」挿入歌)

BGM
『ドラえもん Sound Track History ~菊池俊輔 音楽集~』(大山ドラ)
『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記 オリジナル・サウンドトラック&モア ~映画ドラえもんサウンドトラックヒストリー3 Music by 沢田完~』(わさドラ)
『ドラえもん サウンドトラックヒストリー2 ~沢田完 ドラえもん映画音楽集~』(わさドラ)
『ドラえもん 音楽集』(わさドラ)

STAND BY ME ドラえもん
「ひまわりの約束」(秦基博):iTunes配信中
『STAND BY ME ドラえもん ORIGINAL SOUNDTRACK』(佐藤直紀, BGM)

やたら多くのCDが発売されてしかも曲がかぶっていてなにがなにやらの状況ですが、これらを買えば基本的にはOKです。

だからあれは、バグなのよ。あなたの言い方を借りれば、心と言う名の。

新・鉄人兵団の感想につけたそうと思ったけど、マイメリ色が強いので単独エントリとする。

ドラえもんは、工場でつくられたときにネジが1本抜けているんですね。きっと、その時点でロボットからある意味、人間に近い存在になったんだと思います。
寺本幸代監督「ドラえもん」で垣間見させる“繊細”と“剛毅”:映画.com

心というバグですね、わかります。 でも、結局は「近い」存在にしかなれない。

Twitter(@shuijiao4)に上のように書いたけど。これは完全にMy Merry Mayな読者に向けたもので、マイメリをプレイかつ私のマイメリ感想を読まないと意図がわからないようになっています。

ひとことでいうと、私は「心というバグ」(マイメリ用語です)を称賛することに対して否定的です。正確には、人間以外の生物の独自性を考えずに人間の心のみを絶対化して、人間の心はすばらしいという観念を押しつけることが嫌い。

もし他者にやさしくできることが人間独自の特色であるなら、そんな人間はすばらしいと思う。でも、それがない他の生物が絶対的に劣っているわけではない。いまのところ、これが私のスタンス。

それと私は旧・鉄人兵団のリルルには「心というバグ」を適用する余地はあるが、新・鉄人兵団のリルルにそれはまったくないと考えています。

旧リルル:事故のショックor地球の薬の影響(?)で「(思いやりの)心」というバグ発生。本来は仕様外。

新リルル:心は仕様内。(メカトピアすべてのロボットにある。バグではない)しかし、圧政で他人を思いやる余裕がない。あったとしてもそれが「心」であるとわからない。
→だから君に与えよう。心という「概念」を。

こじつけるならこういうことでしょ?

新・鉄人兵団ってだれかを「特別扱い」したら成立しない話なんじゃないの? それはのび太とドラえもんの関係を取りあげてもそうで。

「ドラえもんはねじが一本外れた人間らしい『特別』なロボットだから友達だ」としたら、ほかのロボットとは友達になれないということ。ドラミは完璧すぎて人間らしくないからダメですか?

そうじゃなくて、「人間」と「ロボット」は違うところもあるが、たがいにわかりあえる可能性があることがこの作品の重要なところかと。

現実世界にあてはめると、日本人とアメリカ人は違うところがたくさんあるけど、おはなしをしてだれとでも仲良くなれる可能性がある。特別に「日本人っぽいアメリカ人」がいて日本人とその「日本人っぽいアメリカ人」でなければ仲良くできないということではない。

問題は相手に話を聞かせる余地がどれだけあるかであって。鉄人兵団の場合、リルルがけがをして弱い立場にいたからこそそれができた。(ジュドに追いかけられているときに話を聞いてといっても無理)

リルルが選ばれたのは、けがという予想外の出来事によるたんなる「偶然」

そういうことだと私は思ってる。

私が新・鉄人兵団を評価する理由は、人間とロボットの関係を異文化交流の話に落としこんだところ。というのも、「人間」対「ロボット」の話とすると絶対にひっかかるポイントがあるから。

それが、ドラえもんの存在。

ドラえもんもロボットなのになんでだよ! みたいなことは前からいわれていたと思います。「人間」対「ロボット」のままでそれを解消するにはリルルだけでなくドラえもんを含めた地球のロボットを例外扱いしなければならなくなる。綺麗じゃない。

だから前提自体をかえて「人間とかロボットとか、そんなの関係ないよ!」と異文化交流の形で綺麗に人間とロボットの関係を落としこんだのがすごいんだよ。

新・鉄人兵団では「心というバグ」を適用できないというのはそういうこと。

と、ここまで書いたあとにまったく同じことをおっしゃっている方を発見して泣いた。決してパクったわけではないです。
「「新・鉄人兵団」感想(長いです)」:つれづれに

そもそも、「心というバグ」な発想は別にめずらしいものではなく。バグでへんなことをするロボットなんてそれこそアシモフからやってるし、そもそも有名なロボット三原則がバグネタの宝庫。

つまりマイメリファンはアシモフを読めという結論に落ちつく。しかし、私は「心にかけられたる者」が大好きなのに、収録短編集『聖者の行進』が絶版とかおかしいよ! これに「バイセンテニアル・マン」もはいってるんだぞ!

ついでにフィリップ・K・ディックの短編「人間らしさ」の自己解説で「人間らしさとは親切であることだ」(要約)とあった。ステキなこと言うじゃない。

これを発展させてシンパシーでエンパシーでマイメリーな『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』ができたにちがいない。

それと。「心というバグ」が関係ないならまいめりーめいなわたしは新・鉄人兵団見る必要ないね、なんてことはなく。

わるい意味でリースA(とトゥルー)な旧作に対して、新作はテーマを「共存」という一点にしぼってわかりやすくした穂乃香ABなのでむしろ新作のほうを見てください。

とくに私のbeリース・beトゥルー感想に共感できたかたなら新作のほうが楽しめる可能性が高いと思います。(反感もった方は旧作のほうがいいかも……)

例年通りならレンタルDVDは8月ごろにでます。興味があるマイメリチームはよろしく。

映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 -The Only Neat Thing To Do-

寺本監督、凄っ! 結論。すばらしかった。

DVD発売が待ち切れず映画を盗撮してきたいくらい本当によかった。(もちろんしてません) ドラはそろそろ映画だけでもブルーレイを出すべき、とこの作品を見て心底思う。特に大山ドラのDVDは画質悪すぎる。もうDVDは廉価版が出てるんだしいいんじゃないの?

私の中では新魔界と双璧。正直、どっちがいいとは言えない。ということで新魔界と新鉄人は映画ドラのTOP2となりました。(ちなみに私は大山ドラ好きじゃないのでそういうことでよろしく)

あとリルル役の沢城みゆきさんとピッポ役の小林由美子さんの演技力に驚愕。全然知らない声優さんだったんですが、こんなに凄い方だったのですね。お二人が完成度を上げたのは明らか。この点は新魔界よりもずっと上。

とりあえずな感想なので、2回目も見て適当に加筆していく……はずだったのですが。私の住んでいるところに地震がクリティカルヒット。おそらく2回目は無理。

しょうがないので覚えている範囲で書きます。細かい間違いがあったらごめん。DVD出たらあれこれ確かめます。

やっぱりこれブルーレイで出すべきだ。被災して映画館で観れなかったうわーんな方ほかにもいるかもしれない! BD希望は公式に出しておきます。共感する方もぜひ公式に意見してほしい。

では、以下ネタバレ。

続きを読む

寺本幸代コンテ演出リスト

そういえば寺本幸代さんのドラ担当作リストがないってことで作ってみた。2014/2/28までのデータです。(2014年10月から『怪盗ジョーカー』をやっているのでしばらくもどってこないかも)

他のドラスタッフで人気な高橋渉さん担当作リストは◆さんのデータをご覧ください。 →高橋渉コンテ演出リスト:◆ (高橋さんのリスト使わせていただいてます。ありがとうございます)

渡辺歩さんリストはこちら。作画@wiki - 渡辺歩

ドラえもん
放送日サブタイトル役職DVD
2005/4/15勉強べやの釣り堀演出Vol.1春05
思い出せ! あの日の感動演出Vol.1
2005/5/20(秘)スパイ大作戦演出Vol.3
ハロー宇宙人演出Vol.3
2005/6/24おかしなおかしなかさ絵コンテ・演出Vol.4
まあまあ棒絵コンテ・演出Vol.4ひみつS「のび太編」
2005/7/29ころばし屋絵コンテ・演出Vol.6
きこりの泉絵コンテ・演出Vol.6夏05心30「ロボット裁判所」プレコレ「ひみつ道具IN」ひみつS「ジャイアン編」
2005/9/23ああ、好き、好き、好き!絵コンテ・演出Vol.9
出木杉グッスリ作戦絵コンテ・演出Vol.9冬05
2006/1/27タタミのたんぼ絵コンテ・演出Vol.13春06ひみつS「ドラえもん編」
オーバーオーバー絵コンテ・演出Vol.13春06
2006/3/10無人島の大怪物絵コンテ・演出Vol.15
2008/5/23ドラマチックガス絵コンテ・演出Vol.33秋08
のび太はエライ! をもう一度絵コンテ・演出Vol.33春08
2008/7/11七夕の宇宙戦争絵コンテ(共同:鈴木孝義)Vol.35心30「あべこべの星」
2008/9/5ドラえもんの青い涙絵コンテ・演出心30「僕の生まれた日」プレコレ「未来の国から」
2008/12/12大あばれ、手作り巨大ロボ絵コンテ・演出Vol.40冬08プレコレ「ひみつ道具OUT」
2009/3/6天の川鉄道の夜絵コンテ・演出(共同:吉野芙紀)プレコレ「無限の宇宙で」
2009/6/26のび太を愛した美少女絵コンテ・演出(共同:吉野芙紀)プレコレ「のび太モテモテ?!」
2009/11/13宇宙人を追いかえせ!絵コンテVol.49プレコレ「ひみつ道具IN」
2014/2/7雪だるまが町にやってきた絵コンテ・演出-
2014/2/28会いたいヒト回転寿司絵コンテ・演出-

* 2009/1/9「のび左エ門の秘宝」について。
レンタルDVD Vol.41で「絵コンテ:寺本幸代」となっていますが、地上波本放送・再放送(2011/1/3)ともに「絵コンテ:鈴木孝義」とあることから誤表記と思われます。

映画ドラえもん
公開日タイトル役職
2007/3/10新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~監督・絵コンテ(絵コンテ補佐:鈴木孝義)
2010/3/6人魚大海戦おまけ映像
2011/3/5新・鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~監督・絵コンテ(共同:矢嶋哲生)・挿入歌作詞
2012/3/3奇跡の島おまけ映像
2013/3/9ひみつ道具博物館監督・絵コンテ(共同:久場良忠)
※「アムとイムのうた」一曲。(マイクスギヤマ:Twitterより)

個人的なおすすめは『新魔界大冒険』『新・鉄人兵団』「ドラマチックガス」「ドラえもんの青い涙」「天の川鉄道の夜」「のび太を愛した美少女」かな。

寺本さんってベガ入ってすぐOP絵コンテ担当して、4年で1時間作品の監督!? ナニモノですかこの人は。新魔界のインタビューで初めてお姿を拝見したときは「普通のかわいいお姉さんじゃないか!」と思ったのですが、全然普通じゃありませんでした。寺本さんごめんなさい。

Wikipediaの寺本さんOP3担当という記述のソースが確認できない……。もしかして、Wikipediaの飛ばしか? ちなみに現在のOP5の演出は寺本さんです。この前偶然シンエイ動画に勤めている方に会って聞くことができました。


とか言ったらWikipediaに載せられるんだろうか。嘘です。OP5担当スタッフなんて知りません。(でもひみつ道具博物館見たら寺本さん担当としか思えなくなってきた)

ジャンルなんて、関係ない

ドラえもんは一見子ども向けマンガに見えるけど、実は重いテーマが設定されている話も結構あって、大人向けでもある凄いマンガなんだぜ!

というようなマニアな感想は、基本的に私は嫌いです。だって、そんなの当たり前だから。

たしかにドラえもんには「森は生きている」のようにある意味ひきこもりを題材としたような暗いテーマの話もあります。しかし、それを軽くアレンジしてエンターテイメントとして仕上げることができるのがF先生、というより作家の凄いところです。

そもそも良質な子ども向け作品が大人の鑑賞に耐えうる作品というのは普通。そして、どんな物語にも深読みすれば重いテーマはいくらでも出てくるんです。作品を書く人間の哲学的な思想は多かれ少なかれ必ず出るものですし。

上の感想の何が嫌かって、「深い」「重い」「大人」のようなキーワードを使ってファンである自分を正当化しようという意識が透けて見えることなんですよ。そうやって「軽い」ことをバカにする風潮というのは、私には違和感があります。

もちろん、重いテーマを重いまま直球でぶち抜く作品というのも必要です。ただ、そういう作品は「軽い」作品がたくさんあって、読者の入口が広い状況があってこそでして、それ無くして狭いマニア向け市場は決して成立しないんですよ。それに、重い作品ばかりある状況は私も歓迎しません。たぶん人生疲れるから。

私は子ども向け作品が普通に子ども向けと認知されていて、実際に子どもが見ているという状況こそ誇るべきものだと思っていますし、エンターテイメントがエンターテイメントとして楽しまれているという事実こそが重要だと思っています。頭空っぽにして素直に笑える、楽しめるってなんと素敵なことか。

本当に作品を認めている方はそもそも「子ども向け」なんてそんな枠にはまらずに作品に触れてるんですけどね。子ども向けだろうが好きなものは好きでいいんです。それを無理やり高尚な言葉で持ち上げようとするのは作品が好きな自分に自信のない証拠。ということで私の結論。

『ドラえもん』は偉大な子ども向けマンガである。

ちなみに「偉大」というのは私の主観と商業的な意味で。


結論出しておきながらまだ続く。かなり辛口なので藤子ファンは見ないこと推奨……って書くと読むのが藤子ファンなんですね。わかってる。いや、ひとりごとなので本当に読む必要はありません。



だいたい有名になればなるほど見てないけど知っている人が増えて誤解が広がっていくわけで。ドラに限らなければ誤解なんて私もたくさんしてるだろうし、自分は本当のこと知ってるかっこいいというのはちょっと違うんじゃないかと。

もっと極端な書き方をすると、「可哀想にw 本当のドラえもんを知らないんだなw」みたいな。そんなつもりはない? でも、とりあえず私にはそう見えるんですけど。

さらに言うと、「いまのアニメスタッフはドラえもんのこと全然わかってない! ファンは偉いんだから、ファンの言うこときかないとドラえもん潰れる!」みたいなものを凄い感じるんですが。そのような声を制作者側が意識しすぎた結果、一時期潰れたといわれるのが90年代国内SFの世界です。

しかもそれは声が大きいだけの少数派だったという説も。

しかし、野尻抱介氏によれば、一部の「ハードSFファン」の声が大きく、それが全体のバランスを崩しているようだ。(中略)だが、声が大きい以上、マジョリティの発言だと外部から勘違いされやすいことは自覚してほしい。
SFセミナー2001『SF』とのファースト・コンタクト


アニメ界でも。

ごく一部の“作画オタク”と言われている人の発言権がネットによって大きくなってしまっていることが影響しています。これは実地で体験しているのですが、そのごく一部の大きな声を現場が真に受けてしまって、あわてふためいた結果がクオリティバブルなのです。
業界が“先祖返り”している――『ハルヒ』『らき☆すた』の山本寛氏が語るアニメビジネスの現在:Business Media 誠


ジャンル関係なく普通に誰でも楽しめる作品を書いても、「こんなのSFじゃない!」と批判される世界には、制作者もそうだけど、ライトなファンもバカにされたようで居たくないよね。「こんなのドラえもんじゃない!」そういうこと。

マニアが集まって語ること自体は私は別に構わない。でも、その中でライトなファンをバカにするような空気が普通になったり、ましてや自分たちが多数派と勘違いして大声出すようになると、絶対自分にブーメラン返ってくるよ、というお話。

別件ですが。例の都条例の件で、都知事や副知事の中傷・揚げ足取りをTwitterでRTした方が複数いらっしゃったのを、私ははっきり見ました。そういう方々を信用しろと言われても、無理です。もう藤子系Twitterは見ません。(前からほとんど見てないけど)

最近、藤子情報を求めてネットを徘徊するのが苦痛になってきた……。いっそ公式情報だけ見ようか。ま、今の段階でもかなり巡回先絞ってますので、すでにファンの間で回ってる情報を自信満々で披露とかしても適当にスルーしてください。

と、いうことでもしも、もしもですけどこのブログをご覧になっている方にアニメドラの関係者がいらっしゃるのなら、速攻でお帰りください。ここはマニアの妄想ブログですから、こんなの見てはいけません。

そして、どうやったらマニアにうけるかではなく、どうやったら子どもたちにうけるかだけを考えてください。お願いします。


参考リンクといくつかコメントを。

安易な定義づけとそれを権威化・偶像化して持ち上げる傾向が、そもそもアニメやマンガの持つ多様なテーマや多彩な表現への可能性を閉ざすということにはなっていないでしょうか?
マンガ・アニメは、はたして「芸術」であるべきか?:Biting Angle


○○でなければならないという考えが表現の幅を狭めてると思うことは結構あります。それを強いているのは、ファンの側ではないかと思うことも。(アイマス2問題とか)

私も、なんでそんなにマンガに権威を与えたがるのかよくわかりません。娯楽でいいじゃないと思います。(ドラえもんを「偉大」と表現してこんなこと言うのなんですが)

こちらは新年一発目に遭遇した良エントリでした。青の零号さんありがとうございました。

SF短編臭:奇想庵
コ、コメント欄が濃すぎます。しかもまさかの上田早夕里先生が降臨。作者にSF以外の読者の声もきちんと届いていることがわかって安心しました。

最近のSF界は業界の閉鎖性に結構自覚的な印象があるので、大丈夫じゃないかな? と私は楽観的に見ています。私自身ハードSFは苦手で読みやすいライトなSFを読むほうなのですが、ハードSFファンの言動などで嫌な思いをしたことは特にないので。ライトノベル作家であることを重視してエンターテイメントに徹する有川浩といったSF作家がいることも好印象につながっています。

ちなみに私も『華竜の宮』の前段階中です。とりあえず『ラ・パティスリー』と『美月の残香』を早く買ってこよう。しかし、上田先生の著書の感想書くときはご本人がご覧になることを前提に書かなければいけないようで緊張します……。

「こんなのSFじゃない!」という発言がいかにウザいか:誰が得するんだよこの書評
マニアの声はでかいが数は少ない:FANTA-G
レンタル&プレイ中 Part.66:週間ゲームレビュー(微妙にMy Merry Maybeネタバレ)

書いてたら「原作と違うアニメドラえもんなんてありえない! 原作ドラは人生の教科書! 藤子信者じゃない!」とか言ってた昔を思い出してなんか死にたくなってきた。あのときブログとか掲示板とか書いてなくて本当に良かった……。

ちょうど上田先生が関連する話題をつぶやいていたのでリンク。まさか私の記事をお読みになったとかではないですよね。おっしゃること、まことにごもっとも。ただ、上の話は「重いのがそんなに偉いの?」という問題提起なので、このような書き方で通します。
上田早夕里(@Ued_S)/2011年01月28日 - Twilog

書き忘れがあったのでこっちに少しだけ続き。→ドラえもん のび太の町が雪山に

Appendix

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