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ドラえもん 変身、変身、また変身/大氷山の小さな家

2010/8/27 わさドラ 変身、変身、また変身/大氷山の小さな家 の感想です。

変身、変身、また変身(原作:34巻)
脚本 藤本信行/絵コンテ・演出 腰繁男/作画監督 久保園誠


ほぼ原作通りですが、変身していくようすがテンポ良く進んでいって楽しかった。今日は変わった演出が多かったですね。しょっぱなからスピード感ある演出、ウマ変身時の精神集中、おまわりさんが迫ってくる怖い演出などなど。ウマから戻って服が伸びるという細かいところもわかりやすくなっていて好印象。

・馬みたいに速く、ゾウみたいに強くなれないかな
この問いに「スポーツで体をきたえる」という答えはちょっと違うんじゃないかなドラさん。まあ単なる比喩として受け取った可能性もあるけど。
そのあと4000万年待てという意図の発言をするドラさん。やっぱり違うと思います。というかわざわざ進化の歴史語る必要ないような。F先生科学ネタ出したかったのか。

・全身の細胞を作りかえる
さりげなく言ってますが、これ結構やばくない? 脳細胞だけ人間のままなんだろうか。え、それで体持つの? ……深く考えるのはやめよう。

・(しずかちゃんの姿に変化して)ぼくだよのび太だよ
しずかちゃんずいぶん冷静だなあ。自分そっくりのドッペルゲンガーがはだかで落ちてきたら、私なら気絶しそうだ。焦ってる2人しずかが普段見られない表情していておもしろかった。


大氷山の小さな家(原作:18巻)
脚本 相内美生/絵コンテ・演出 腰繁男/作画監督 志村隆行


宿題で大変なのび太にかき氷を持ってきてあげるドラえもん。こういう優しさが、私は好きです。

広ーい広ーい氷山の見せ方がかっこいい! プラス一瞬しか出なかったけど氷のCG美しい!  ひみつ基地って子どもの夢じゃないですか? 私は好きでしたよ雪まつりの建物やかまくら。

それと、雪というのは周りを覆い隠してしまって世界を広く見せるじゃないですか。そこが綺麗でいいんです子どもごころに。大人になると雪なんてめんどくさいだけなんだけど

しかし、氷の上でスポーツはかなり危険です。慣れていないと、いや慣れていてもホントに転びます。子どものとき冬は道路でコケまくりましたからね私。氷の上に椅子を置くのも危なそう。

・暑くて頭がへんになりそうだ、……なんだこのドアは
原作でもむちゃくちゃなパパオチがほぼそのまんま。それを冷静に見ている面々。なんかシュール。
それにしても、どこでもドアとは考えなかったんだろうかパパ。普通のひとなら奇妙に感じてドアに入ってみて、頭がへんになった! となるだろうけど。


えかきうた。
今週は小石におえかき。おお、めずらしくまともなものに描いてる! ネタ切れ?


来週9/3の放送はドラえもん誕生日スペシャル「決戦! ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」です。
役に立たないと判断されれば世間に多く広がっている心のあるロボットでも一斉処分ですか。どう考えても人間とロボットが仲良く暮らしていける社会とは思えません。そのへんの設定大丈夫かな…? あんまり大丈夫ではなさそうだ。細かいSF設定は気にしないことにしよう。うん。

なに、パワえもん再登場だと! なぜか期待が高まるなこれは。来週は一時間スペシャルなので録画陣はご注意を。


藤子・F・不二雄大全集『少年SF短編1』の解説大森望さんか! これはもう素敵なSFを紹介していただけそうな予感。ちょうどいいタイミングでtwitter見てたのに作品探しに協力できなかった……。→大森望:Twitter

大森望編『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』と発売がかぶる。お忙しい中お疲れさまでございます。ちなみに時間SF傑作選にはテッド・チャン「商人と錬金術師の門」が来るのでSFファンの皆さんお見逃しなく。

ドラえもん ドクロ島の秘宝

2010/8/20 わさドラ ドクロ島の秘宝 の感想です。

ドクロ島の秘宝(アニメオリジナル)
脚本 大野木寛/絵コンテ・演出 鈴木孝義/作画監督 嶋津郁雄


F作品でわりと恒例宝探し。宝探しと宇宙開発は人類のロマンですよロマン。でも子どものときほどワクワクしないなあ。なんか悲しい。しかし宇宙開発に光と影の両面があるように、宝探しにも暗黒面があるのかもしれない。大人になった今あまり調べるべきではないかも?

そういえばスペオペじゃなくて純粋に宝掘り出しに宇宙に出張! みたいな宝探しSFって私はあまり聞いたことないな。ドラえもんの「宝星」とかその点かなりセンスあると思いますよ私。

しかし、本編のほうはこの前の誕生日冒険記みたいによくわからない話だ。あんなアトラクションありかとかあの洞窟が最近の人工物であることにさっさと気付けよとか。まあここはつっこんじゃダメなんでしょう。最後はきれいにまとまってたからいいか。

それよりも、今回は出木杉の活躍が見事だったからそれだけでいいのだ。ちゃんとかっこいい出木杉の象徴、冒険ゲームブックも出てきてる。出木杉さんステキ! ところで最初の魔法使い(?)出木杉は似合いすぎだと思うのです。もちろん他の面々もですが。

・ゲームで宝物なんて見つけたって本物じゃないもの
アニメで宝物見つけたって(略

・人間機関車セット
洞窟内で排気ガスを出す乗り物はかなりまずいと思うのですがどうなのでしょう。

・だめだ、宝箱が開かない
ひいてもだめならおしてみな。新魔界でも似たようなのがあった。


えかきうた
まだあったの。今週はスイカにドラを彫ってみる。そもそも下絵が上手い。でもえかきうたよりはドラえもん音頭がほしいなあ。作詞のマイクスギヤマさんのためにもね。
踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭:マイクスギヤマ♪作詞家ブログ


ドラえもん誕生日スペシャル
おーなんかガチバトルが見られそう。これは期待。
しかし、「ドラえもんはロボットじゃない。ぼくの大切な友達だ!」 ドラえもんでこういうセリフは掘り下げてこないことが多いから、ロボット・人工知能系SF愛好者としては好きじゃないです。

未来系の話は未来のロボット世界の背景をえぐり出すチャンス!……って一時間じゃ無理だよなあ。そもそも、もしかして単なるイヌネコの争いなのだろうかこれ。


来週8/27の放送は「変身、変身、また変身」「大氷山の小さな家」です。
まだ宿題終わってないのかよ! 一週間後基準で残り4日。良い子のみなさんは4日前には宿題を終わらせて楽しくドラえもんを見ること。これ約束。

NOVA1 書き下ろし日本SFコレクション

NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション)在庫僅少かつ飛浩隆が星雲賞受賞ということでいまさらながら買ってきた。執筆陣は北野勇作・小林泰三・藤田雅矢・山本弘・田中啓文・田中哲弥・斉藤直子・牧野修・円城塔・飛浩隆・伊藤計劃の総勢11人。編者は大森望。

全体的に作品のレベルが高い。ファンタジーみたいなのからガチのハードSFまで揃っているのでSF初心者が適性を見極めるのにもいいかもしれません。買って損は無いと思います。

小林泰三「忘却の侵略」
グロ苦手ゆえ意図的に避けている作家なので、本作品が初です。確かにほんの少しだけ微妙にグロいところが……。このくらいなら私でも大丈夫ですけど、本気になればおそらく凄いのでしょう。やっぱり他作品からは逃げます。損だ。だっておもしろいよこれ。

本来の見どころは後半の量子論バトルなんだろうけど、私は前半の主人公と女の子とのやりとりがツボった。なんでこの2人こんなに冷静なんだ。話がかみ合ってるんだかかみ合ってないんだかよくわからない微妙な雰囲気が良い。

ところで、「箱の中の猫」と「頭の中の答え」はやっぱり違うと思う。本人が観測する主体になりうるし、他人に伝えられる。まあ、他人に本当に意識があるなんて証明できないといわれたら確かにそのとおり。もしかして自分以外の人間は人間そっくりのロボットかも。なんか飛浩隆みたい。

藤田雅矢「エンゼルフレンチ」
これぞロマンチックSF! こういうの好きです。

田中啓文「ガラスの地球を救え!」
なにこのふざけた作品(褒めてます)。宇宙人侵略を防ぐために手塚治虫の霊が取り付くってなんじゃいな。人によっては地雷作の気がしますが、ハマる人はとてもハマるでしょう。宇宙戦艦ヤマト世代は必読か?

斉藤直子「ゴルコンダ」
娯楽という意味では一番おもしろかった。梓さん楽しすぎる。梓さんが2回目に出てきたところで、派手に読み飛ばすとは私なんか疲れてると読み返した。しかし実際は、文字で世界を構築する小説の醍醐味であった。

飛浩隆「自生の夢」
よくわからんがなんか凄いしおもしろい。そう思わせるのが飛浩隆の素晴らしいところ。「象られた力」も私は実はよくわからなかったんだけど、飛浩隆の描く世界が魅力的すぎて引き込まれた。

……しかし、牧野修も飛浩隆もグロいなあ。小林泰三よりもひどいじゃないか。そのへんは適当に流した。グラン・ヴァカンスもグロいという噂だが……どうしよう。

伊藤計劃「屍者の帝国」
未完が惜しまれます……。

後半はハードでよくわからない作品が多かった。特に円城塔はさっぱりだ。マイベストは、迷ったけど小林泰三。ハードすぎず緩すぎずバランスが取れた名作。ハードなSFが苦手な方はまずNOVA2に手を出してみることをおすすめします。SF以外のほうで有名な恩田陸と宮部みゆきが非常に良かったですよ! →NOVA2 感想

タグ: 本・SF

言葉は力、力は言葉 ウソツキと犬神憑き ネタバレ感想


あれは、人の形をして、人の言葉を話した。では、人との差はなんだ?
(by 犬彦)


以下はゲーム ウソツキと犬神憑きのネタバレを含みます。
ネタバレなしの感想・攻略情報はこちら http://iandmeandwho.blog107.fc2.com/blog-entry-49.html

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タグ: Qtron

ドラえもん みんなで体をとりかえっこ/ドンブラ粉

2010/8/13 わさドラ みんなで体をとりかえっこ/ドンブラ粉 の感想です。

2作とも地味に原作良アレンジ回。

みんなで体をとりかえっこ(原作:11巻 からだの部品とりかえっこ)
脚本 清水東/絵コンテ 安藤敏彦/演出 吉野芙紀/作画監督 嶋津郁雄


相内さんも清水さんも来るなあ。ということは……誰か他の脚本家が抜けた?

身体の各部をとりかえるとは、なんというアイデンティティの危機。グレッグ・イーガンに書かせればいいんじゃない。のび太の頭とスネ夫の手とジャイアンの胴とドラの足を持つ私はいったい何者なのか。今日からハードSFドラえもん!

冗談じゃなくて、各器官がどんどん他人のものに入れ替わっていったら自分という存在があやふやになると思います。もっともドラえもんでそんな話やられても困るけど。これは一級品のナンセンスなギャグ話として楽しみましょう。実際にこんなことやったらすごい気持ち悪いと思う。ミーちゃんもそりゃあ嫌だよ。

いいところを求めて入れ替わってもデメリットはあると描いていたところが良かった。しずかちゃん完璧に被害者でかわいそう。やはりしずかちゃんは最初の時点でさよならすべきだった。あのシーンは「間」も適度で白しずかがハマり。

・夏休みの宿題
すっかり夏休み関係忘れてた。小学生はあと15日くらいの猶予しかないのか。ちなみに経験からいうと東北は20日くらいから2学期でしたよ。

・大混乱まであと10秒
背景として流れてる動画がまさにカオスで笑った。いつもはつまらない煽りなのに。

・ママが教師
意外と原作に無いですね。もう少し優しく教えてあげてもいいかも? 次に機会があったらドラママが仲良くのび太の勉強を手伝うシーンがあると、わさドラののび&ママ&ドラ好きとしてはうれしい。


ドンブラ粉(原作:12巻)
脚本 富永淳一/絵コンテ・演出 吉野芙紀/作画監督 嶋津郁雄


吉野さんって初コンテじゃないですか? さりげなく出世してる。

責任を感じるドラ・しずかちゃんのおふろ・原作よりさらに黒いのび太など、原作を読んでいても見どころたくさん!

同じようなオチのルームスイマーといい、未来の世界には危険な道具が多いな……。のび太と同じようにかなづちな私としてはひとごとではない。プールに誘われるのが嫌いなのび太の気持ちもわかるよ。ところで水泳って基本的に顔を出して泳ぐものではないのではないでしょうか。

・まずはバタ足から
だーかーらー、もう少し優しく。ハチマキまでママと一緒。まあこの場面は厳しくテキトーな教え方だからこそ、その後ショックを受けるドラが笑えるんだけど。

・エラーなんてしたやつは生きて帰れると思うなよ
ころしてやるからはさすがにカットかな? と思いきや同義語じゃないか! いいのか?

・なんでおれたちが助けなきゃいけないの
道路を勝手に掘っていいのか!? 本格的にドリルまで使っているのがシュール。でも、ドリルは危なくない? もしも先端にのび太がいたりしたら……。


来週8/20の放送は「ドクロ島の秘宝」です。
出木杉の活躍に期待。

山本弘『アリスへの決別』

アリスへの決別 (ハヤカワ文庫 JA ヤ 6-2)以前から表現規制に反対している山本弘さんらしいディストピアもの。

『アイの物語』で見られるフィクションの独立性を重んじる山本弘節は健在なので、こちらに期待している方は購入をおすすめ。あと注目すべきは「地獄はここに」がNOVA2の宮部チック。こういうミステリーは好みです。

ただ、規制関係については特に新鮮味のない話が多いので、ディストピアや規制問題調べている方は期待するとハズレかも。説明的なセリフが多いのもマイナス。おそらくまったく規制問題知らない方のために書いているのだろうけど、ちょっとテンポが悪い。あいかわらず疑似科学批判も出ますが、「血液型」「アポロ」ネタは正直飽きました。山本さんそろそろ新しいのお願いします!

しかしこのカバー、いいのだろうか? たしかに帯があれば目立たないけど。

規制関係で他に最近のものを読みたい方は、NOVA2の恩田陸を薦めたい。地味に怖いんだよこれが。→NOVA2 感想

そういえば(未読ですが)有川浩『図書館戦争』もディストピアもの。海の底&MM9といい有川さんと山本さん結構仲良さそう。(有川浩 『海の底』 感想) ちなみに山本さんは有川ファンのようです。有川さんのほうは知りません。

ところで山本さん『エスパー魔美』好きだろ! 「アリスへの決別」といい「地獄はここに」といい魔美っぽいネタが。まあ好きなのはブログで確定してるんだけど。
『エスパー魔美』を最初から読んでます :山本弘のSF秘密基地BLOG

おそらくこの本の思想に大きく関わっているのが、少し前に話題になった東京都のあの条例でしょうね。山本さんもその件について以前ブログで言及しています
「非実在青少年」規制:反対集会に行ってきた:山本弘のSF秘密基地BLOG

症例A (角川文庫)
症例A (角川文庫)しかし、何でも規制ばかりで困ったものです。山本さんいわく自主規制のせいで精神病を小説で扱えないとのこと。(有川浩『レインツリーの国』解説より)

多島斗志之『症例A』のような小説はもう世に出ないのか……。こういうリアルな小説、探しても他にないんだよなあ。(もっとも、こんなに詳しく書ける作家が他にいるかは疑問だが) 私は『症例A』がきっかけで精神病について調べ始めたというのに。

『症例A』は統合失調症・解離性同一性障害(多重人格)・境界性人格障害といった精神病を非常に真摯に描いた名作です。おすすめ!

12/13追記 なぜか人来るのね……。都条例のせいか?
都条例関係ならjura03さんの ネット○○派 part151 東京の青少年条例のおさらい:今日の雑談 をおすすめしておきます。冷静な記事ですよ。

まあ正直なところ、この本は「まあ山本節ね!」と喜ぶ山本ファン以外におすすめするのはちょっとあれかも。やっぱりNOVA2の恩田陸のほうがいいですよ。

タグ: 本・SF

ドラえもん のび太の誕生日冒険記

2010/8/6 わさドラ のび太の誕生日冒険記 の感想です。

のび太の誕生日冒険記(アニメオリジナル)
脚本 相内美生/絵コンテ 安藤敏彦/演出 松村樹里亜/作画監督 三輪修/作画監督補佐 高野登


しずかの前でいいとこ見せよう計画は往々にして失敗する法則。

ゲームの世界に参加するのび太たち。似たようなゲームの話「冒険ゲームブック」でも、出木杉がステキなところを見せますが、今回もその例に違わず、スネ夫とジャイアンがいいところを見せます。のび太は空回りばかり。スタッフなかなかの鬼畜。

そもそも、しずかにかっこいいところ見せるなんて無理じゃない? 基本的に行動力はしずかのほうが上だし、「安心しなさいぼくがついてる」「だから心配なのよ」と見事に信頼されてないし。

のび太はステキな行動なんてしなくていいの。だからこそしずかが惚れるんだから。そばについててあげないとあぶなくて。

じゃなくてのび太は一途な精神を持ちながら行動が頼りないところが魅力。のび太のいいところは、自身は弱いんだけど、ともだちを絶対見捨てないところだと思ってます。鉄人兵団でリルルを撃てないシーンとかものすごくかっこいい。

この話でも、結局かっこいいところは見せられなかったけどかっこよかったよのび太。

そしてのび太の誕生日パーティ。4人ともプレゼントをちゃんと用意してくれるとはなんて優しい仲間たちだ。特にドラの手回しには感動。ココスのステーキなんて豪華すぎ。

私にはそんなに祝ってくれるともだちいませんよ。まあお返しが面倒だから構わないんだけどね。うん、全然OK. ……手作りクッキー食べたいなあ。市販品とはやっぱり違うんだよ。

私はゲームの話が好きなので、かなり楽しめました。入ってみたくありません? ゲームの世界。あと最後にのび太を情けなくかっこよく描いていたのは非常に好感。

ということでのび太&水田わさびさん誕生日おめでとうございます!
バースデー:わさドラブログ


誕生日スペシャル1
絵コンテ・演出 八鍬新之介/作画監督 をがわいちろを


この少年が進歩しないのは、ネコ型ロボットのせい? 
こういう話は「走れのび太! ロボット裁判所」みたいになりそうな気がして非常に怖いのですが。(すみません私ロボット裁判所嫌いです。どうも結論ありきな話の気がして) しかしドラ誕生日はいいスタッフが集まるだろうからたぶん大丈夫! おお、今年は9月3日が放送日なのですね。


来週8/13の放送は「みんなで体をとりかえっこ」「ドンブラ粉」です。
頭をとりかえるってさりげなく人間としてやばい行為ではなかろうか。

DVD TV版 NEWドラえもん プレミアムコレクション 仕様まとめ

DVD TV版 NEWドラえもん プレミアムコレクション 冒険スペシャル~救え! 私たちの地球を! を購入したので仕様まとめ。リンク先はすべてポニーキャニオンの公式サイトです。


わさドラOP4(渡辺コンテ)

のび太の小さな小さな大冒険
地底の国探検
森は生きている
台風のフー子

映像特典
ノンテロップわさドラOP1(女子十二楽坊)

インフォメーション
新宇宙開拓史DVD
知育DVD ドラえもんといっしょ
NEW ドラえもんDVDビデオスクール
DVD 舞台版 ドラえもん のび太とアニマル惑星
の紹介。

・OPが渡辺Verとは意外。現在のOP5になると思ったのに。ちなみに渡辺OPは「心に残るお話30」にも収録されています。

・女子十二楽坊OP.ちなみに歌詞はテロップ入りです。じつはDVD買った目的のひとつでした。このOP、レンタルDVDにまったく収録されていないんです。セルDVD 春-冬のおはなし2005にたぶん入っていると思うのですが、レンタルの未収録作があるわけじゃないしなーと買ってなかったので。収録感謝。

・「知育DVD ドラえもんといっしょ」 正直に言います。私これ欲しいです。アルプス一万尺のメロディーに合わせて、「さい」が「ころ」をたべたら「さいころ」になったよ、と乙姫の格好をしたしずかちゃんが歌うんですよ。本当に楽しそう!

なかなかスペシャル回はDVD化されないので、今回はありがとうございました。これからもお願いします。2009年スペシャルに名作多すぎ。未収録にするとかもったいないよ!  あとせっかくなのでドラミスペシャルで未DVD化の「ドラミ三剣士」もついでに。なんかまた見たくなってきた。あれ凄かったなあ、ヒロインの皆川さんの演技。

2010年は高橋さんがあまり来ませんね。高橋さん、クレしんに行ってるのかな? もしかしてまた来年の映画クレしんのコンテやってるとか。まさか監督、なわけないか。でも、高橋・寺本・渡辺さん以外の作品のクオリティも全体的に高くなっているとは思います。油断してるとまずいですよお三方。

有川浩 『海の底』

海の底 (角川文庫)自衛隊三部作、完結。凄い凄いおもしろい! 『塩の街』で有川浩捨てなくて良かった。

若干コメディタッチなところがあった『空の中』と比較して、『海の底』はかなりハードな物語。なんと1-3メートルくらいのザリガニが襲ってきます。ヒトを食べます。想像するとかなり気持ち悪いです。

警察の火器では対応不可能なことが明らかなため、自衛隊を早く出動されなければならない。しかし、責任問題を恐れて内閣はさっぱり動いてくれません。しかも自衛隊が出られなければ米軍が日本を爆撃する恐れあり。『海の底』はいかに自衛隊を動かしていくか、シミュレーションする物語。
 
本当の主軸は潜水艦に閉じ込められた子どもたちの成長物語のほうだと思うのですが、私は機動隊・自衛隊側のほうにハマリました。

SFってホント非現実を書くことで現実を映す物語だと思います。非常識な話を描くことで、常識とは何かを浮き彫りにさせる。実際に非常事態が起こったら……この本のようなことがありえそうで怖い。フィクションなんかに逃げ込んで現実逃避するな? 違う。SFこそが現実だ。

『空の中』でも思ったけど、自衛隊やレガリスについてきっちり調べられているのがすばらしい。巻末の参考文献を見ると、作者の真面目さがわかる。アリのように真社会性があるツノテッポウエビ、学名 Synalpheus regalis というエビが本当にいるようです。調査に真摯で、読者をなめない作者には、やっぱりファンが付くよなあ。

それにしても、『空の中』と同じように山本弘の『MM9』連想した。山本さん、有川さんの影響受けたのかな? と思っていたらそうではないようで驚き。巨大エビとかそのまんま。互いに同じ特撮系のネタを参照したりしたのか。
 
山本さん「ネタがかぶっててへこんだ(笑)。しかもあっちの方が面白いし」とおっしゃってますが、ごめんなさい私もそう思います。(MM9:山本弘のSF秘密基地
 
MM9 (創元SF文庫 )
MM9 (創元SF文庫 )でもMM9もおもしろいからやっぱり読んでみてくださいね。MM9のほうは「攻撃してエビを日本海にばらまいたら生態系への影響が!」とか冷静に言ってるのが楽しかったんだけど、『海の底』はさすがに笑えない。コメディが好きな方は『空の中』を。

願わくは、『図書館戦争』の文庫化を。本棚の関係上ハードカバーは無理です。

関連記事:『空の中』感想 『図書館戦争』感想
タグ: 本・SF

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