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ドラえもん のび太の町が雪山に

2011/1/28 わさドラ のび太の町が雪山に の感想です。

しまった前回書き忘れた。本来は「ジャンルなんて、関係ない」に書くべきなんだろうけど……。いいや、藤子ファンにも読んでもらえ。

そんなにYahoo掲示板のわさドラ否定意見が気になるなら、直接文句を言いにいけばいいんじゃないですか。肯定してくれる仲間たちしかいない自分たちのテリトリーでしか文句を言っていない方々も私には同レベルに見えますが。憤ってブログやTwitterに書きたくなるのはわかるけど、それいったい誰に見てもらいたいの?

その自覚があってストレス解消でやってるならいいのですが、自覚なしでやってるなら第三者から見てこのうえなく滑稽な構造で笑ってしまいます。

「好みなんて、ひとそれぞれ」を6行でまとめてしまった。最初からそうしろって話ですね。

のび太の町が雪山に(原作:19巻 大雪山がやってきた)
脚本 藤本信行/絵コンテ・演出 鈴木孝義/作画監督 嶋津郁雄・鈴木まりあ


夜にスキーなんてやりたくないー!(←夜10時に自転車帰りの人)

凄いな都会でも子どもたちがスキーとかタコあげとかやってるの? 私は田舎出身だけど、そもそもスキーをやったことも見たこともない。下手でものび太のチャレンジ精神は賞賛されるべきものだと思った。

わざわざ雪山の一部を持ってこなくても、その機械使って雪山に直接行けばいいじゃん。と内木くんばりに思っていたらやってくれました。さすがのび太です。(チンプイ「おし売りおことわり」)

でも、このせいで雪山を公園に持ってくる展開が少し無茶に感じたのは残念。もっとも、公園に雪山造っちゃうというこの壮大な展開がいいのだ。原作以上に雪山が綺麗で惚れた。

なだれとかクマとか危ないよ! というかなだれはマジで死んでるから……。ついでに最後にタクシーが「割増」となるところになんかぞくっときた。ここに限らず、パパの絡みやドラのドラ焼き事件や怖い顔など、細かい演出も見どころでした。

丸呑みして味がわかんなかったー! ってどこかで見たと思ったらクレヨンしんちゃんでした。みさえがようかん独り占めだったかな。おやつはみんなで分けましょう。旅行もみんなを誘っていきましょう。というお話でした。え? 違う?

ピッポのえかきうた

えかきうたとは関係なく。
えええええっ! 瀬名秀明先生が鉄人兵団のノベライズ!? よりによって私の苦手な瀬名さんか! といっても読んだことあるのは、『ハル』『第九の日』『虹の天象儀』『ロボット21世紀』「希望」「For a breath I tarry」くらいですけどね。『BRAIN VALLEY』も合わなそうだなあ……。
3/1追記:ごめんなさい。おもしろかったです。『BRAIN VALLEY』感想

というか「希望」(『NOVA3』収録)を読み返したけどなに言いたいんだかさっぱりわかんないよどうしよう。
4/23追記:ごめんなさい。もっと読み返したらなんとなくわかってきました。傑作かもしれません。

ちなみにNOVA3なら浅暮三文「ギリシア小文字の誕生」おすすめ。「アルファがベータをカッパらったらイプシロンした」の謎が解ける、かも。

私としては神林長平先生にやっていただきたかったです。ちなみに私の妄想では、神林長平原案、有川浩・西川真音シナリオ担当で鉄人兵団書いてますが何か。

まあ、私の好みはともかく。ロボットものをよくお書きになっていますし藤子ファンらしいし妥当な人選ですね。真保さんも小説書けばよかったのに。真保さん新刊出してたのか。たまには読もうか……。

真保さんの著書はリーダビリティがすごい高い。分厚いのに一気に読んじゃう。おすすめしておきますよ。『奪取』が特に良いです。あと、『奇跡の人』はやめておいたほうが無難。人によってはこれ地雷。

最近、創元SF短編賞で同じく東北大出身の松崎有理先生がデビューしたのでこちらもよろしくです。理学部の研究室ってこんなようすなんだ、と思わせる作品。
松崎有理(作家)公式ホームページ

つーか何気にひどくないかこれ。

松崎祐ってあまりに地味すぎる、という選者諸氏の意見から、筆名を松崎有理にあらためる。
プロフィール:松崎有理って、なにもの?

脱線したけど気にしない。

来週2/4の放送は「ジャイアンの家を大改造」「のび太になるシール!?」です。
なんといってもポスト。

ジャンルなんて、関係ない

ドラえもんは一見子ども向けマンガに見えるけど、実は重いテーマが設定されている話も結構あって、大人向けでもある凄いマンガなんだぜ!

というようなマニアな感想は、基本的に私は嫌いです。だって、そんなの当たり前だから。

たしかにドラえもんには「森は生きている」のようにある意味ひきこもりを題材としたような暗いテーマの話もあります。しかし、それを軽くアレンジしてエンターテイメントとして仕上げることができるのがF先生、というより作家の凄いところです。

そもそも良質な子ども向け作品が大人の鑑賞に耐えうる作品というのは普通。そして、どんな物語にも深読みすれば重いテーマはいくらでも出てくるんです。作品を書く人間の哲学的な思想は多かれ少なかれ必ず出るものですし。

上の感想の何が嫌かって、「深い」「重い」「大人」のようなキーワードを使ってファンである自分を正当化しようという意識が透けて見えることなんですよ。そうやって「軽い」ことをバカにする風潮というのは、私には違和感があります。

もちろん、重いテーマを重いまま直球でぶち抜く作品というのも必要です。ただ、そういう作品は「軽い」作品がたくさんあって、読者の入口が広い状況があってこそでして、それ無くして狭いマニア向け市場は決して成立しないんですよ。それに、重い作品ばかりある状況は私も歓迎しません。たぶん人生疲れるから。

私は子ども向け作品が普通に子ども向けと認知されていて、実際に子どもが見ているという状況こそ誇るべきものだと思っていますし、エンターテイメントがエンターテイメントとして楽しまれているという事実こそが重要だと思っています。頭空っぽにして素直に笑える、楽しめるってなんと素敵なことか。

本当に作品を認めている方はそもそも「子ども向け」なんてそんな枠にはまらずに作品に触れてるんですけどね。子ども向けだろうが好きなものは好きでいいんです。それを無理やり高尚な言葉で持ち上げようとするのは作品が好きな自分に自信のない証拠。ということで私の結論。

『ドラえもん』は偉大な子ども向けマンガである。

ちなみに「偉大」というのは私の主観と商業的な意味で。


結論出しておきながらまだ続く。かなり辛口なので藤子ファンは見ないこと推奨……って書くと読むのが藤子ファンなんですね。わかってる。いや、ひとりごとなので本当に読む必要はありません。



だいたい有名になればなるほど見てないけど知っている人が増えて誤解が広がっていくわけで。ドラに限らなければ誤解なんて私もたくさんしてるだろうし、自分は本当のこと知ってるかっこいいというのはちょっと違うんじゃないかと。

もっと極端な書き方をすると、「可哀想にw 本当のドラえもんを知らないんだなw」みたいな。そんなつもりはない? でも、とりあえず私にはそう見えるんですけど。

さらに言うと、「いまのアニメスタッフはドラえもんのこと全然わかってない! ファンは偉いんだから、ファンの言うこときかないとドラえもん潰れる!」みたいなものを凄い感じるんですが。そのような声を制作者側が意識しすぎた結果、一時期潰れたといわれるのが90年代国内SFの世界です。

しかもそれは声が大きいだけの少数派だったという説も。

しかし、野尻抱介氏によれば、一部の「ハードSFファン」の声が大きく、それが全体のバランスを崩しているようだ。(中略)だが、声が大きい以上、マジョリティの発言だと外部から勘違いされやすいことは自覚してほしい。
SFセミナー2001『SF』とのファースト・コンタクト


アニメ界でも。

ごく一部の“作画オタク”と言われている人の発言権がネットによって大きくなってしまっていることが影響しています。これは実地で体験しているのですが、そのごく一部の大きな声を現場が真に受けてしまって、あわてふためいた結果がクオリティバブルなのです。
業界が“先祖返り”している――『ハルヒ』『らき☆すた』の山本寛氏が語るアニメビジネスの現在:Business Media 誠


ジャンル関係なく普通に誰でも楽しめる作品を書いても、「こんなのSFじゃない!」と批判される世界には、制作者もそうだけど、ライトなファンもバカにされたようで居たくないよね。「こんなのドラえもんじゃない!」そういうこと。

マニアが集まって語ること自体は私は別に構わない。でも、その中でライトなファンをバカにするような空気が普通になったり、ましてや自分たちが多数派と勘違いして大声出すようになると、絶対自分にブーメラン返ってくるよ、というお話。

別件ですが。例の都条例の件で、都知事や副知事の中傷・揚げ足取りをTwitterでRTした方が複数いらっしゃったのを、私ははっきり見ました。そういう方々を信用しろと言われても、無理です。もう藤子系Twitterは見ません。(前からほとんど見てないけど)

最近、藤子情報を求めてネットを徘徊するのが苦痛になってきた……。いっそ公式情報だけ見ようか。ま、今の段階でもかなり巡回先絞ってますので、すでにファンの間で回ってる情報を自信満々で披露とかしても適当にスルーしてください。

と、いうことでもしも、もしもですけどこのブログをご覧になっている方にアニメドラの関係者がいらっしゃるのなら、速攻でお帰りください。ここはマニアの妄想ブログですから、こんなの見てはいけません。

そして、どうやったらマニアにうけるかではなく、どうやったら子どもたちにうけるかだけを考えてください。お願いします。


参考リンクといくつかコメントを。

安易な定義づけとそれを権威化・偶像化して持ち上げる傾向が、そもそもアニメやマンガの持つ多様なテーマや多彩な表現への可能性を閉ざすということにはなっていないでしょうか?
マンガ・アニメは、はたして「芸術」であるべきか?:Biting Angle


○○でなければならないという考えが表現の幅を狭めてると思うことは結構あります。それを強いているのは、ファンの側ではないかと思うことも。(アイマス2問題とか)

私も、なんでそんなにマンガに権威を与えたがるのかよくわかりません。娯楽でいいじゃないと思います。(ドラえもんを「偉大」と表現してこんなこと言うのなんですが)

こちらは新年一発目に遭遇した良エントリでした。青の零号さんありがとうございました。

SF短編臭:奇想庵
コ、コメント欄が濃すぎます。しかもまさかの上田早夕里先生が降臨。作者にSF以外の読者の声もきちんと届いていることがわかって安心しました。

最近のSF界は業界の閉鎖性に結構自覚的な印象があるので、大丈夫じゃないかな? と私は楽観的に見ています。私自身ハードSFは苦手で読みやすいライトなSFを読むほうなのですが、ハードSFファンの言動などで嫌な思いをしたことは特にないので。ライトノベル作家であることを重視してエンターテイメントに徹する有川浩といったSF作家がいることも好印象につながっています。

ちなみに私も『華竜の宮』の前段階中です。とりあえず『ラ・パティスリー』と『美月の残香』を早く買ってこよう。しかし、上田先生の著書の感想書くときはご本人がご覧になることを前提に書かなければいけないようで緊張します……。

「こんなのSFじゃない!」という発言がいかにウザいか:誰が得するんだよこの書評
マニアの声はでかいが数は少ない:FANTA-G
レンタル&プレイ中 Part.66:週間ゲームレビュー(微妙にMy Merry Maybeネタバレ)

書いてたら「原作と違うアニメドラえもんなんてありえない! 原作ドラは人生の教科書! 藤子信者じゃない!」とか言ってた昔を思い出してなんか死にたくなってきた。あのときブログとか掲示板とか書いてなくて本当に良かった……。

ちょうど上田先生が関連する話題をつぶやいていたのでリンク。まさか私の記事をお読みになったとかではないですよね。おっしゃること、まことにごもっとも。ただ、上の話は「重いのがそんなに偉いの?」という問題提起なので、このような書き方で通します。
上田早夕里(@Ued_S)/2011年01月28日 - Twilog

書き忘れがあったのでこっちに少しだけ続き。→ドラえもん のび太の町が雪山に

ドラえもん のび太のペットは紙の犬!?

2011/1/21 わさドラ のび太のペットは紙の犬!? の感想です。

のび太のペットは紙の犬!?(原作:プラス2巻 ペットペン)
脚本 藤本信行/絵コンテ そーとめこういちろう/演出 八鍬新之介/作画監督 吉田誠・志村隆行


原作で犬のおしっこを発見した瞬間のコマが大好きなんですが、これたぶん私だけ。両手を上げ、のび太が怒髪天を突くようすは、さすがにアニメでは再現不能だったようで。代わりにインクのおしっこがビジュアル的におもしろくなってたから良し。

作画以外は「迷宮お菓子ランド」(2010/10/15)と同メンバー。いつもと雰囲気が微妙に違ったような…? コンテそーとめさんの影響?

犬の飼うのはやっぱり大変。15年くらい生きるしね。なにか飼うなら寿命が短い動物のほうがいいですよ。たとえばハムスターとか。

……。

すみません、野比家では無理でした。

「イチの国」とほとんど同じで感想書きようがないなー。動物が絡むと感動ものにしなければならないというルールでもあるのだろうか。私は基本泣けないたちなのでちょっとおいてけぼりで困った。

この手の話は日常を淡々と描いて、最後に泣かせで決めたほうが効果があるのではないかな。音楽も大げさだし、緩急が不足してる。「ここで泣いてー!」みたいなのを必要ないところで強引に入れられると冷めちゃうんだよね。別に泣きに限らずなんでもそうだけど。

のび太とワニーの信頼を育む過程も微妙。のび太との触れ合いを丁寧に描くことができないってことはないと思うんだけどなー。「のび太を愛した美少女」では中盤を綺麗に描いたうえに最後きっちり決めてたし。ん、あれは寺本さんが凄いからか。

私は感動よりもビジュアル的なギャグ演出のほうが楽しめた。紙にひも付けるとか何だよ! あと、ワニーを普通に掲示板に貼っておくとっても気がきく女の人とか、さりげなく笑った。

来週1/28の放送は「のび太の町が雪山に」です。
もう少しうまくなってから練習したほうが。

ドラえもん 空飛ぶ! 野比家のコタツ/強~いイシ

2011/1/14 わさドラ 空飛ぶ! 野比家のコタツ/強~いイシ の感想です。

空飛ぶ! 野比家のコタツ(アニメオリジナル)
脚本 清水東/絵コンテ 西田健一/演出 吉野芙紀/作画監督 志村隆行


コタツから出られないという人の気持ちが私にはよくわからない。だって私の実家は床暖房だったし。あれ強力。引っ越してもコタツは使ってないなー。ヒーターで十分だよ。

皆さんもコタツじゃなきゃダメなの? コタツで疾走(←変な表現)なんてどう見ても身体寒いよ身体! ということで私ならあべこべクリームを使いたいのですが、コタツならではの魅力みたいなのがあるのでしょうか。未来まで残っているものだからやっぱり魅力的なものなのか!?

なんかもうバカバカしすぎる。この話ツッコミ役がいないじゃん。誰かツッコめよ! 野比家全体で組むと大変なことになることがわかった。

話の中ではバトミントンがお気に入り。しかし、のび太はあんなにバトミントンは上手くないと思う。この前のはねつきでもはね自体には追い付いていたけど、スカッとしてたし。そして、バトミントンする横でのんびりお茶を飲んでるママに爆笑。

全体的にギャグテンポがよく楽しめる佳作。オチが少し弱かったのが残念。あのあとが気になる。

強~いイシ(原作:43巻 本放送:2008/1/25)
脚本 岡部優子/絵コンテ 前田康成/演出 矢嶋哲生/作画監督 嶋津郁雄


原作チェックしたらケッシンコンクリートの話も同巻に入ってて笑った。どちらも迷惑な道具。どんなに自信あってもこんな道具つかわねー。ジョギングでも勉強でも、途中でお腹痛くなってトイレに行きたくなったりしたら死ぬ。殺される。

とりあえず、○○する! というものには絶対使わないほうがいいと思います。使うならせめて○○しないにしましょう。

ステキなFイズム満載の話。
強い意志がほしいよォ→強いイシ
意志を完遂させるためにガンガン殴る
なんとか完走してくれ! の次のコマが一時間後
どこでもドアで逃げろ!→習慣はおそろしい
のび太の女装
躊躇なくジャイアンの家のガラスをバリン

……作者細かいこと全然考えてないでしょ。勢いで書いたな。でもおもしろいからいいや。

今回のアニメでは強いイシがより凶暴で怖く描かれていて、原作よりもさらにいい感じ。女装でごまかせたやっほーいとのび太がバカして終わるのかと思いきや、目の前で待っている強いイシ。ここにはぞくっときた。

ラストのタイムフロシキも、鎖を付けたうえにブルドーザーに絡ませることで強いイシの凄さや怖さ、ドラの必死さををより描きだしていてGJ. 全体的に映像で魅せる場面が多かったです。

ギャグパートもなかなかの出来。のび太の女装とジャイアンの家に逃げる構成を逆にすることでジャイアンを驚かせる場面を追加したのは良かった。……しかし、のび太はあのあと無事に洋服を返せたのだろうか。気になるところ。

これから再放送攻勢? 私はどんどんオリジナルやってほしいんだけど。「すべてがネズミに」みたいな作品をまた見たい。再放送なら未DVD化の作品を優先でやってくれれば主に私が嬉しいんだけど……。特に2006年未収録が多くて。

2008年リニューアル前の作品も普通におもしろいじゃないか。この前、2005年「ロボ子が愛してる」を見たんですが爆笑しました。

ピッポのえかきうた
脚本 清水東/絵コンテ・演出 八鍬新之介/作画監督 をがわいちろを/原画 新村杏子


ボーリングの玉に吹いた。そーだよねー。そもそも、なんで穴あいてるの。
最後ピッポが絵から出てくるところがかっこいい! 作画GJ.

来週1/21の放送は「のび太のペットは紙のイヌ!?」です。
大好きな一コマがある話。

Remember11 N-B-A?? 未読メッセージ回収

2011/1/11 午後04時半頃――
セルフ、発動。


セルフってなんですか、とか聞かないでください。私もいまだにわかりません。でもRemember11はオチ含めて大好きです。

Remember11 既読率100%最大の難関といわれるN-B-A?? しかし、回収はそれほど難しくはありません。樹形図を作って総当たりで試せばいいのです。

パターンとしては
一回目の悟 0点・2点・3点
ゆに 0点・2点
二回目の悟 0点・2点or3点

ポイントは
・引き分けにはならない。同点で最後に悟の番が回ってきた場合、必ず成功。
・穂鳥の成否はそのときの点数で確定。つまり、何度リロードしても結果は変わらない。
・ゆにの2ポイントは必ず成功、3ポイントは必ず失敗。
・最初の悟のターンで、2ポイント狙いで失敗・3ポイント狙いで失敗パターンの両方見ること。失敗の直後に未読が発生。

これに従って樹形図を描くと下の10パターンになります。あとは全部試してください。皆さんが既読100%メッセージと設定画を見られることを祈ります。そして絶望してください。なんで穂鳥の笑顔が本編で見られないのかと!(そういえばPSP版は設定画がなかったような)

関連記事:Where is "Self"? Let's solve the mystery of Remember11
R11本編の考察記事。完全ネタバレなので、PSP版追加年表を全部解放してからみてね。


R11NBA

菅浩江『五人姉妹』

五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)『ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S>』でストーリーも良ければ文章から滲み出る雰囲気も良い「五人姉妹」に惚れて、これは素敵な作家かもなと購入。すみません、ドツボにはまりました。

「五人姉妹」は私の大好きなMy Merry Maybeのテーマと微妙に関係があったのですが、直球でこっち系のテーマを描く方だったのですね。いままで読まずにすみませんでした……。

テーマは科学と人間性。人間はもはや神に近いものになっているのかもしれない。自然を思うままにすることができる。作物を品種改良して自然に逆らうことができる。さらには、その気になればクローン技術で人間を作ることだって可能になった。そのうち「人間らしい」ロボットを作ることも、夢ではないかも?

でも、人の心はそう変わらない。そういう意味で人間は、神にはなれないのだろう。それでもいいのではないか、と私は思う。これは、人の心を描く短編集。

こういう人工知能や人間の心をきっちり描き、しかも心に残る形として残してくれる短編を書く方、他にもいた。そう、私が衝撃を受けた森岡浩之。でも、森岡さんとは違う。希望を感じるんです。人間への希望。森岡さんはラストで絶望を感じるんですが、菅さんはラストで救われる。そんな気がします。……怖いのは2人ともいっしょだけど。

ほとんどの話が正直痛い。痛いです。でも、そんな痛さを柔らかく包み込んでくれるのが菅浩江。おすすめ!

森岡浩之もよろしく。菅さんと違って、ショックが直撃しますので覚悟を決めてから。→『夢の樹が接げたなら』感想

P.S 加納朋子さんの解説、うおお、主人公の名前にそんな意味があったのか。す、凄い。……気づいた加納さんが。普段と違う漢字にされたりすると、意外と気づかない。
タグ: 本・SF

ドラえもん かべ紙の中で新年会/もしもボックス/のび左エ門の秘宝/のび太の恐竜2006

2011/1/3 わさドラ かべ紙の中で新年会/もしもボックス/のび左エ門の秘宝/のび太の恐竜2006 の感想です。

朝6時ちゃんと起きました。昨夜7時ごろに寝ちゃったので当然ですが。なんだか昔を思い出す。そのころ私の地域はテレビ朝日が来てなかったので、朝5時か6時ごろに起きて他局のドラを見てました。子どもは朝早くても見るもの。

しかし、TVチューナーがおかしくなってドラが録画できない夢もセットで見ました。最悪です。去年録画ミスせずに頑張ってくれた、私のピクセラ『PIX-DT090-PE0』になんて失礼な。今回もばっちり撮れたよ。

かべ紙の中で新年会(原作:9巻 本放送:2006/1/13)
脚本 早川正/絵コンテ 前田康成/演出 宮本幸裕/作画監督 嶋津郁雄


これが一番おもしろかったのが意外。このころは原作そのままでつまらなかったイメージがあったんだけど、これは過去作品見返す価値があるかな。

スタッフに懐かしいお名前が並んでるなぁ……。大原さんと木村さんもこのころは下手。前のび太の小原さんにも言えるけど、初期の大原のび太はなんか女の子。私はいまの大原さんの声が好きです。木村さんは……正直どうもわざとらしい感じがしていまも好きじゃないんだよなー。

この話、まずママがいい。しょっぱなから笑顔のアップで、町内突破大作戦なんかが記憶に新しい私としては怖い怖い。お客さんが帰ったあとに笑顔を崩して、宴会の片づけをするママ。うん、面倒だよね。まあ、パパもお客さんを送るのは面倒なのかもしれないけど。

そのあとのび太が「新年会やっていい?」と空気読まないところがGood. でも、のび太の気持ちもわかりすぎる。子どものときって、まあとりあえずおやつを買うお金があればいいやで、それ以外のこと考えないんだよね。

で、それを断るママ。大人になったいまでは、ママのイライラな気持ちすごく伝わってくる。しかもここまで人数いると世話するの無理でしょ。この一連の流れがリアルすぎる。この部分だけで原作超えてるじゃん! ということでやっぱりわさドラはママでできている。

ママはオチでも原作以上に大活躍! かべ紙が巻き取られて空間が歪むとかそれなんてSF! しかし、トイレはもはやホラーだと思う。スネ夫は忘れ去られるわ、二重の意味でお気の毒でした。

もしもボックス(原作:11巻 本放送:2007/1/12)
脚本 大野木寛/絵コンテ 鈴木孝義/演出 三宅綱太郎/作画監督 桜井このみ


もしもボックスは私の好きな道具。くだらない目的からできたお正月の遊びが無い世界から、一応まともな目的に見えるお金のいらない世界まで、すべてがシュールな話になるから。

そして、わさドラの場合は新魔界でも流れるあのテーマが流れ、上に付いたパーツがガッタン。そしてジリリリリリとなる演出が良いのだ。今回は初登場ということもあって、音楽は流れなかったしガッタンも地味だった。でも、私の中ではもしもボックスはこの一連がセット。そして勝手に盛り上がる。ん? これ私だけ? わさドラでかなり気に入っている演出のひとつだけど。いま、ここで世界が変わる! って感じがしていいじゃない。

しかし、お正月の遊びを誰もやったこと無いからぼくが一番できるはず! なのび太はとってもおめでたい。たこは浮かぶようにできてるから、浮かぶのは当たり前だし、はねつきなんてバトミントンみたいなものだから運動できるほうが勝つに決まってるではないか。

はねつきは落としたほうが勝ちとかいくらなんでもむちゃくちゃすぎるだろ! それが思いつくのび太は天才かもしれない。そして、つい打ち返しちゃうのよとさらにむちゃくちゃにしたF先生も天才。

のび左エ門の秘宝(原作:4巻 本放送:2009/1/9)
脚本 藤本信行/絵コンテ 鈴木孝義/演出 三宅綱太郎/作画監督 桜井このみ


レンタルDVDでなぜか寺本幸代コンテになってます。たぶんミス。

最初のくだらない展開がきっちりとオチに繋がっている優れた話だと思います。しかも今回のアニメだと、現在でも過去でも、きっちりいつもの皆から怒られてる安心感。

中盤がなんか「ドクロ島の秘宝」を思い出す展開だなー。ドクロ島は美術がとても綺麗でその雰囲気に浸っているだけでもよかったんだけど、のび左エ門は無難すぎてあまり見どころがないような。

この話は最初の5分間の皆で宝探しが一番おもしろいと思う! 今年は「いまお年玉とか、正月から何日経ってると思ってるんだ!」が少し合わないのが残念。本放送のときは9日が最初の放送で、この展開自体が凝ってたからねー。

だがしかし。もうひとつ大事な見どころが最後の最後にあった。「もうゆるさない!」というかかずさんの本気。しかも目まで本気! 怖いよ! マジで怖いよ! これが見られたからあとはもうどうでもいいや。

ママと違ってしずかちゃんはあまり怒りモードが無い。ママの笑顔みたいにもっと間接的に迫ってくる演出を「しずかちゃんの心の秘密」のラストみたいな状況に当てはめてみたらみたらかなり怖そう。もっとも、しずかちゃんの本質は怒らずにさくっとひどいことを言うことかもしれないから、そもそも怒りモードは別にいらないのかも。「安心しなさいぼくがついてる」「だから心配なのよ」

どうでもいいけど、代官に頼らず自分たちで助ける! って少年マンガとしては正しくても、現実世界の対処としては適切ではないよなとちょっと思ってしまった自分。

鉄人兵団予告
予想してないでもなかったが、最新映像って前と同じ予告かよ! 起きた意味Nothing. でもせっかくなので予告に突っ込み入れておく。

「我々ロボットが全宇宙を支配するのだ!」ってちょっとおかしい。鉄人兵団って「人間は下等な生物だから奴隷にしてもよい。人間もそのほうがいいはずだ(←そこまでは言ってないけど)」という思い込みを否定する話のはず。人間の歴史で言うと「黒人は下等人種だから~」という差別の否定。でも、この予告だと単なる悪役じゃない。

良いところもちゃんとあるよ。のび太が(次元震から?)ピッポを助けるシーンが一瞬入ってる。しずか⇔リルルとのび太⇔ピッポの2つが鉄人兵団サイドに影響を与えるのかも? しかもこの2つのペアどうしも互いに影響を与えあった(つまりリルしず⇔のびピポ)ら……勝手にワクワクしてきた!

のび太の恐竜2006
監督 渡辺歩/脚本 渡辺歩・楠葉宏三/絵コンテ 渡辺歩/演出 宮下新平/作画監督 小西賢一


全体的な感想としては映像が美しいー、綺麗ー! くらいしか言うことが無いので(すごい褒めてます)、一部で問題になっているらしいオチの部分を取り上げてみる。具体的に言うと、日本まで歩いて帰るところ。

この作品のテーマは、のび太たちの成長と私は受け取ったので、歩いて帰ること自体は別に悪いことではないかと。

歩いて帰っていない原作が成長を描けていないのかというとそうでもなく。ピー助は絶対守る! と決断したうえで(偶然があったとはいえ)恐竜ハンターたちを倒した時点で成長は達成されている(→タイム・パトロールは単なる後始末)ので、原作はあれで問題無いと思います。

そのあと、成長したのび太たちが歩いて帰れるのは、話の流れとして必然なわけで。そこを追加するのもまた問題無いかと。

……ただ。やっぱり「道具が全部流れちゃった」状況で歩いて帰るのはやっぱり無茶じゃないかなぁ。渡辺さんは道具で解決するのはお嫌いなようで。

たしかに、機械で解決できない問題なんて世の中いっぱいあります。しかし、機械で解決できるものは機械で解決したほうが早いわけで。使えるものは何でも使えな私の思想としては相容れないものが……。そういう意味ではブリキの迷宮の「機械にばかり頼るな」というテーマも嫌いなんですけどね。

あと微妙だったのはティラノサウルスを顔芸で挑発するところかな。シリアスなシーンが台無し。ハマる方にはこういう渡辺ギャグはハマるんでしょうけど、私には絶対無理なのです。(ゆうれい城にひっこし……)

まあ、ここが嫌いなのは、私の大好きなシーンがカットされたという私怨が入ってまして。「こいつめ! こいつめ! しずちゃんをはなせ!!」と泣きながらティラノサウルスのしっぽを殴るという、のび太が最高にかっこいいシーンを省くとは何事かと。ここにこだわりあるの、私だけですか。そうですか。

とまあなんかネガティブな感想になってしまいましたが、ここしか突っ込むところが無いの! 渡辺さんはそれ以外良すぎるの! 凄い作画や美術を持ってきて、それを寺本さんにバトンタッチしたというのも賞賛されるべきだと思います。これが無ければいまの映画ドラはなかったよ。

ということで今年もわさドラ大好き。以上。

次回1/14の放送は「空飛ぶ!野比家のコタツ」「強~いイシ」です。
とっても楽しそうです。主にコタツが。

Appendix

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Author:shui

Twitter:@shuijiao4

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