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ドラえもんCD収録状況

今回はドラえもんCDの収録状況です。(大山ドラも含む)

この記事では2015/7/26現在、新品で手に入るCDを最優先にし、どのCDを買えば効率よく多くの曲が聞けるかという方針でまとめます。ちなみにすべてレンタル可能です。

映画主題歌・挿入歌
『映画ドラえもん主題歌大全集』

※重要と思われる曲で抜けているもの。聞きたい方はリンク先のCDを。
「風のマジカル」(小泉今日子, 魔界大冒険):iTunes配信中(ただし、TVシリーズの曲も聴きたい方は下記にあげる『歌の大全集』を買うのがベスト)

「時の旅人」(武田鉄矢ボーカルVer, 日本誕生):iTunes配信中

「アムとイムのうた」
「メカトピアのテーマ」
「ニャバダ・ワンダフル」
「羽根をつけたら」
「キミがいてくれるなら」
「おれジャイアン!」

(新・鉄人兵団挿入歌)
新・鉄人兵団ブルーレイに収録されているミュージッククリップという特典映像で補完も可。本編の映像に合わせて歌のみが流れるムービーです。細かい収録曲については映画ドラえもん ブルーレイ版の仕様を参照すること。

「360°」(miwa, 宇宙英雄記):iTunes配信中

TVシリーズボーカル曲
『藤子・F・不二雄生誕80周年 ドラえもん 歌の大全集』(大山ドラ+わさドラ)
『ぼくドラえもん ~ドラえもん ソング・コレクション~』(大山ドラ)

『歌の大全集』には以下の大山ドラボーカル曲が未収録。必要な方は『ソング・コレクション』で補完すること。
「ドラえもんのうた(東京プリンVer)」
「しずかちゃんのうた」
「おれはジャイアンさまだ!」
「スネ夫のうた」
「のんきなのび太くん」
「浪曲ドラえもん」
「ぽけっとポッポッポー」
「ドラえもんのクリスマス」
「あした・あさって・しあさって」

逆に『歌の大全集』に収録で『ソング・コレクション』に未収録の大山ドラ曲は以下。
「ドラえもんのうた(渡辺美里Ver)」
「ドラえもんのうた(AJI Ver)」
「またあえる日まで」(大山ドラED, 劇場版『ふしぎ風使い』主題歌)
「YUME日和」(大山ドラED, 劇場版『ワンニャン時空伝』主題歌)
「あぁ いいな!」(大山ドラED)
これらの曲は『テレビアニメ30周年記念 ドラえもんテレビ主題歌全集』でも補完可。

※その他抜けているもの。
「ドラえもんのうた」(女子十二楽坊Ver, わさドラOP)
「夢をかなえてドラえもん」(ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫, わさドラOP):iTunes配信中
「F組 あいうえお!」(小林由美子とF思議な仲間たち, わさドラED, 『藤子・F・不二雄 アニメ主題歌・挿入歌集』または『藤子・F・不二雄 大全集』に収録)
「Moonlight Blue」(わさドラ, 2014/2/14「青い月夜のリサイタル」挿入歌)

BGM
『ドラえもん Sound Track History ~菊池俊輔 音楽集~』(大山ドラ)
『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記 オリジナル・サウンドトラック&モア ~映画ドラえもんサウンドトラックヒストリー3 Music by 沢田完~』(わさドラ)
『ドラえもん サウンドトラックヒストリー2 ~沢田完 ドラえもん映画音楽集~』(わさドラ)
『ドラえもん 音楽集』(わさドラ)

STAND BY ME ドラえもん
「ひまわりの約束」(秦基博):iTunes配信中
『STAND BY ME ドラえもん ORIGINAL SOUNDTRACK』(佐藤直紀, BGM)

やたら多くのCDが発売されてしかも曲がかぶっていてなにがなにやらの状況ですが、これらを買えば基本的にはOKです。

ドラえもん おばあちゃんのおもいで

2011/6/24 わさドラ おばあちゃんのおもいで の感想です。

おお。今月の別冊日経サイエンスはロボット特集なのね。買ってくる。

日本のロボット開発は「ロボットはともだち!」感が邪魔していると思うのよね。AIBOとかたしか一時のブームで終わっちゃったでしょ。ドラえもんができても結局そんなもんなんじゃないの。おもちゃ程度にしか考えてない。

でも、ロボットはおもちゃじゃなくて人間のパートナーになるべき存在だと私は思ってるよ。

ドラえもんの新しいCD『ドラえもん ツイン★ベスト』収録曲で見るべきなのはジャイアンの新曲しかないな……。なぜ新鉄人兵団の挿入歌をいれない!

おばあちゃんのおもいで(原作:4巻 2006/6/30作品をリメイク)
脚本 清水東/絵コンテ・演出 三宅綱太郎/作画監督 嶋津郁雄


正直いってこの話は過去のイタい自分を思い出すからあまり見たくない。花火をやりたいとダダをこねるところに加えて、今作はこわれたぬいぐるみを見てやつあたりとか。似たよーなことは私もよくやったおぼえがあるようなないような。

今回、途中でカラスを追いかけるシーンはつながりが悪かったような……。そのあとドラが気絶するところもいらなかったんじゃない? のび太がかっこよすぎて違和感。

書きたいシーンから逆算して書いた? いやもともとプロットってそんなものだけど、それが見ている側からわかるようではちょっと。

あと、おばあちゃんがのび太を甘やかしすぎるとママが言っていたけど、「あの日あの時あのダルマ」の「しからなきゃいけないときはきちんとしかれ。甘い顔するのは誰でもできる」とおばあちゃんが言っていたというのと矛盾。

甘やかしていることが構成に生かしたわけでもなさそうだし、あそこまで孫溺愛のおばあちゃんを強調しなくてもよかったかも。

ラストはしずかちゃん結婚してで終わり!? ではなくちゃんとラスト切なく思って安心。あそこで終わったらどうしようかと思った。あのオチはマンガ向き。

全体的には良作だけど、自分のなかでは「あの日あの時あのダルマ」がわさドラでトップ級なのでどうしても見劣りしちゃうなー。あれは14分で完璧な話だったから。

次回7/1の放送は「七夕の空が落ちてきた」です。
きっと出木杉がなにかやってくれるにちがいない。

シオドア・スタージョン『輝く断片』

輝く断片 (河出文庫)私は純文学に苦手意識を持っていて、実際読んでもなにいいたいのかさっぱりわからんということもしばしばなんだけど、それでも私はやっぱり純文学を含めた本が好きだし、たまに純文学に手を出す。

そうするのは、シオドア・スタージョンという作家を知っているから。

スタージョンは純文系のSF作家で、ときにわけわからん作品を書きますが、とんでもなくおもしろい。わかんないけどおもしろい。

なんでと聞かれてもだってスタージョンが書いてるんだから当たり前じゃんとしか言えないわけで。読んでると世界がおかしくなってくる。この美しく歪んだ世界に惚れてしまう。

世界じゅうにトキは五羽。野比のび太はぼく一人。もしぼくがいなくなったら……ぼくは絶滅するんだ!!
(『ドラえもん 27』「のび太は世界にただ一匹」)

という藤子F流の考えをスタージョンが訳すとこうなる。↓

おまえはヘンリーだ。神がつくりたもうたこの広大な灰緑色の宇宙の中で、いまだかつて、他のなんぴとたりとも、この特定のヘンリーであった試しはない。

どんな山も、どんな超新星も、どんなアルファ崩壊も、ヘンリー、おまえがヘンリーでしかないっていう単純な事実の非凡さにくらべればなにほどのこともない。ヘンリー、おまえはこの銀河系のこの惑星上にかつて前例のない、唯一無二の存在だ。どんな超新星も、これはほんの出発点だ。

存在するだけで、おまえは奇跡だ。(「君微笑めば」, p141-142)

なにこのひと天才じゃないの。

最初の「取り替え子」「ミドリザルとの情事」「旅する巌」の時点で超絶おもしろい!!! と思ったらこの3編が序章にすぎなくてさらに超絶びっくり。ハズレなしとかありえん。

SFとしては微妙? ミステリーとしても微妙? そんなジャンル分けに何の意味があるのかと。あえてスタージョンの作品をジャンル分けをするなら、スタージョンというジャンルでしょ。存命中に評価されなかったという事実が信じられない。

マイベストは「ニュースの時間です」 まさに言葉の魔術師。

ディックファンにもスタージョンはおすすめ。スタージョンは文学的なディック。文章が合えばハマるひとは多そうです。それとスタージョンは藤子F的なすこしふしぎ作家でもあるので藤子Fファンにも推奨。私的には、ディック・スタージョン・藤子Fで三種の神器だと思ってる。

スタージョンと藤子Fの相似点は編者の大森さんが『不思議のひと触れ』で触れていたのを一部引用したのでこちらをどうぞ。:『不思議のひと触れ』感想
タグ: 本・SF

ドラえもん しずかちゃんがオッペケペー?/ぼくを止めるのび太

2011/6/17 わさドラ しずかちゃんがオッペケペー?/ぼくを止めるのび太 の感想です。

しずかちゃんがオッペケペー?(アニメオリジナル)
脚本 相内美生/絵コンテ 誌村宏明/演出 今井一暁/作画監督 田中薫


おお、最初にミィちゃんに笑われてかなしー曲が流れるところが「すべてがネズミに!」と同じだ、これは木村哲さんにちがいない、と思ったら違った。

今井さんは去年の渡辺回「あやとり世界の王様に」から再登板。ABパートとも表情豊かなキャラクターたちが印象に残ったけど、今井さんのはたらきが大きいのかな?

きょうはしずママが光ってる! やったー、待ってました。別にママメインの話にする必要はなく、こうやってさりげなく気づかいを見せて光らせるだけでよいのです。

緊張してるしずかちゃんとか表情豊かなドラちゃんとかバカ弾発動のときのヘンな背景とか見どころはたくさんあったけど私はしずママだけでOK。で、次は寺本さんがしずかファミリーをやると私の中では決まっているのです。……TVシリーズ再登板いつですか?

ぼくを止めるのび太(原作:プラス1巻)
脚本 清水東/絵コンテ・演出 今井一暁/作画監督 をがわいちろを


未来と過去の自分に出会うと時空連続体が(ry

おこづかいが少ない子ども時代に、好きなものだけをおなかいっぱい食べたいというのはあるある。F先生わかってらっしゃる。ちなみに私はやきとり20本くらい一気に食べるのが夢でした。いまだに食べてないけど。

「歴史がめちゃくちゃにこんがらがっちゃうぞ!」ってあなたが言うことなのかしらん。いいとこどりをしようとして過去を変えようとするとカップめんのプラモをつくるはめになります。つまり、のび太の将来の結婚相手は優しいジャイ子になります。……違うか。

最後はけんかになるわけですが、自分に絶望して自殺を選ばないだけいいではないですか。まあ時間軸も近いしね。

SF考証は他の方におまかせする。私は一本軸時間SF苦手なんで。ということでなぜかSF宣伝のお時間。時間SFアンソロジー『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選』を強くおすすめ。藤子ファンならおそらく合うはず。テッド・チャンあたりは結構ドラえもんっぽかった。

それとリチャード・A・ルポフとソムトウ・スチャリトクルはガチ。これを読んで私はループSFが好きなのだと確信。ふたりともそれほど有名とは思えないのにこれを入れてくる大森さんすげぇ。

これは去年のアンソロジーではトップ。私の大好きなクリストファー・プリーストとシオドア・スタージョン入れてくるとかまじなんなの。それとプリーストの新訳はまだなの古沢さん待ってるんだけど。:『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』感想

次回6/24の放送は「おばあちゃんのおもいで」です。
夕陽がすてきすぎていまから期待。

だからあれは、バグなのよ。あなたの言い方を借りれば、心と言う名の。

新・鉄人兵団の感想につけたそうと思ったけど、マイメリ色が強いので単独エントリとする。

ドラえもんは、工場でつくられたときにネジが1本抜けているんですね。きっと、その時点でロボットからある意味、人間に近い存在になったんだと思います。
寺本幸代監督「ドラえもん」で垣間見させる“繊細”と“剛毅”:映画.com

心というバグですね、わかります。 でも、結局は「近い」存在にしかなれない。

Twitter(@shuijiao4)に上のように書いたけど。これは完全にMy Merry Mayな読者に向けたもので、マイメリをプレイかつ私のマイメリ感想を読まないと意図がわからないようになっています。

ひとことでいうと、私は「心というバグ」(マイメリ用語です)を称賛することに対して否定的です。正確には、人間以外の生物の独自性を考えずに人間の心のみを絶対化して、人間の心はすばらしいという観念を押しつけることが嫌い。

もし他者にやさしくできることが人間独自の特色であるなら、そんな人間はすばらしいと思う。でも、それがない他の生物が絶対的に劣っているわけではない。いまのところ、これが私のスタンス。

それと私は旧・鉄人兵団のリルルには「心というバグ」を適用する余地はあるが、新・鉄人兵団のリルルにそれはまったくないと考えています。

旧リルル:事故のショックor地球の薬の影響(?)で「(思いやりの)心」というバグ発生。本来は仕様外。

新リルル:心は仕様内。(メカトピアすべてのロボットにある。バグではない)しかし、圧政で他人を思いやる余裕がない。あったとしてもそれが「心」であるとわからない。
→だから君に与えよう。心という「概念」を。

こじつけるならこういうことでしょ?

新・鉄人兵団ってだれかを「特別扱い」したら成立しない話なんじゃないの? それはのび太とドラえもんの関係を取りあげてもそうで。

「ドラえもんはねじが一本外れた人間らしい『特別』なロボットだから友達だ」としたら、ほかのロボットとは友達になれないということ。ドラミは完璧すぎて人間らしくないからダメですか?

そうじゃなくて、「人間」と「ロボット」は違うところもあるが、たがいにわかりあえる可能性があることがこの作品の重要なところかと。

現実世界にあてはめると、日本人とアメリカ人は違うところがたくさんあるけど、おはなしをしてだれとでも仲良くなれる可能性がある。特別に「日本人っぽいアメリカ人」がいて日本人とその「日本人っぽいアメリカ人」でなければ仲良くできないということではない。

問題は相手に話を聞かせる余地がどれだけあるかであって。鉄人兵団の場合、リルルがけがをして弱い立場にいたからこそそれができた。(ジュドに追いかけられているときに話を聞いてといっても無理)

リルルが選ばれたのは、けがという予想外の出来事によるたんなる「偶然」

そういうことだと私は思ってる。

私が新・鉄人兵団を評価する理由は、人間とロボットの関係を異文化交流の話に落としこんだところ。というのも、「人間」対「ロボット」の話とすると絶対にひっかかるポイントがあるから。

それが、ドラえもんの存在。

ドラえもんもロボットなのになんでだよ! みたいなことは前からいわれていたと思います。「人間」対「ロボット」のままでそれを解消するにはリルルだけでなくドラえもんを含めた地球のロボットを例外扱いしなければならなくなる。綺麗じゃない。

だから前提自体をかえて「人間とかロボットとか、そんなの関係ないよ!」と異文化交流の形で綺麗に人間とロボットの関係を落としこんだのがすごいんだよ。

新・鉄人兵団では「心というバグ」を適用できないというのはそういうこと。

と、ここまで書いたあとにまったく同じことをおっしゃっている方を発見して泣いた。決してパクったわけではないです。
「「新・鉄人兵団」感想(長いです)」:つれづれに

そもそも、「心というバグ」な発想は別にめずらしいものではなく。バグでへんなことをするロボットなんてそれこそアシモフからやってるし、そもそも有名なロボット三原則がバグネタの宝庫。

つまりマイメリファンはアシモフを読めという結論に落ちつく。しかし、私は「心にかけられたる者」が大好きなのに、収録短編集『聖者の行進』が絶版とかおかしいよ! これに「バイセンテニアル・マン」もはいってるんだぞ!

ついでにフィリップ・K・ディックの短編「人間らしさ」の自己解説で「人間らしさとは親切であることだ」(要約)とあった。ステキなこと言うじゃない。

これを発展させてシンパシーでエンパシーでマイメリーな『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』ができたにちがいない。

それと。「心というバグ」が関係ないならまいめりーめいなわたしは新・鉄人兵団見る必要ないね、なんてことはなく。

わるい意味でリースA(とトゥルー)な旧作に対して、新作はテーマを「共存」という一点にしぼってわかりやすくした穂乃香ABなのでむしろ新作のほうを見てください。

とくに私のbeリース・beトゥルー感想に共感できたかたなら新作のほうが楽しめる可能性が高いと思います。(反感もった方は旧作のほうがいいかも……)

例年通りならレンタルDVDは8月ごろにでます。興味があるマイメリチームはよろしく。

ドラえもん 新曲発表! ジャイアンにボエボエ?

2011/6/10 わさドラ 新曲発表! ジャイアンにボエボエ? の感想です。

川上とも子さん亡くなったのか。残念です。Twitter検索したらNever7の川島優夏をあげているひとがそこそこいて安心した。Never7は個人的には声優ゲー。松岡由貴と川上とも子のツートップ。

My Merry Mayでは松岡さんの独擅場だったのに対し、Never7では川上さんもおそろしいほど上手だった。主に酔っぱらい演技がね。松岡さんと並んでの存在感って相当すごいぞ。マイメビなんて有名声優ばかりなのに松岡さんが全部食っちゃってたし。

だからこそ、Never7はボイスがクリアでなかったのが不満。あと、立場を考えるにいづみさんの年齢設定は絶対におかしい。

Never7はMymerryMayの生みの親だ。それはなにより川上ともこさんの酔った女の演技に魅了され、それがマイメリの杵築たえのキャラの方向性に大きな影響を与えている。長井知佳:Twitter

えええっ!!! まじですか長井さん! 杵築たえ役の黒河さんもうまかった。Mayはたえ編あってこそハッピー。川上さん、本当にありがとうございました。

新曲発表! ジャイアンにボエボエ?(アニメオリジナル)
脚本 大野木寛/絵コンテ・演出 鈴木孝義/作画監督 嶋津郁雄


ファンクラブ結成バッジはひとの身体の自由を奪うすてきな道具。といいたいところだが、落としたバッジを全員がなにも疑わずに普通につけているのを考えると、精神の自由も奪っているように思えてならない。

じつに普通の話だった。別に特筆することはないな。これ系の話だと高橋渉さん演出「のび太たちのアイスショー」があった。

あれもかなり普通の話だったのにこっちはかなり好みなんだよね私。しずかちゃんがぐるぐる回ってぶつかるあたりとか「ぼくがせんたくきなんて言ったから~」の流れとかめりこみパンチとか。

そんなアイスショーはDVD化しないのか。浅田真央さんでたから無理ですか。

今作の見どころは美声なドラとジャイアンの歌か。といってもギャグにしか聞こえないんですけど! 当然それを狙ってやっているとみていいですね。水田さんと木村さんGJ.

そういえば歌がうまいひとほど音痴に歌うのがうまいと聞いたことがあるような。しんっでれらーなんかにーなっりたーくーないっ。

声優さんはキャラソンも歌わなくちゃならなくて大変ですな。歌前提のキャスティングならまだしも、あとからキャラソンつくりましょうってこともたくさんありそうだし。

あ、もしかして新・鉄人兵団って歌前提のキャスティングだったのかな? 小林さんと沢城さんほんとうまかった。というか声優としても歌手としてもレギュラー陣より(ry なにこのダブルスーパーマン。

次回6/17の放送は「しずかちゃんがオッペケペー?」「ぼくを止めるのび太」です。
カップめん10個、来た!

フィリップ・K・ディックと藤子・F・不二雄とマイメリな三角関係

このブログの10%はフィリップ・K・ディックでできている。

すみません。10%は適当です。でも、このブログは藤子FやMy Merry Mayなんかよりもずっとディック成分のほうが多いはず。直接話題にあげることはすくなくても。

だいたい私はディックファン出身のMy Merry Mayファンなんだし、ディックは完全にリスペクトの対象ですよ。評価が高いからとりあえずはじめたマイメリがディック方向にすすんでいくとかなんの因縁。

ディックは本当に短編がうまい。これだけ安定しておもしろい短編を書く作家はほかにそういないんじゃないの? というほど。(もっとも、晩年の作品には文字通り神がかっていてわけわからない作品もあるけど)

そんなディックと似たような作家が藤子・F・不二雄だと思うのです。彼も短編の名手で、それはSF短編集を見ればわかります。はずれがない。

かつ、作風も似ている。藤子Fが描く悪夢世界、たとえばSF短編「どことなくなんとなく」やドラえもんの「うつつまくら」で私は確信しました。このひとの作品はディック的なのだと。

藤子・F・不二雄が描く夢に対してフィリップ・K・ディックが描く悪夢。それは対極にありかつ同一であると私は考えています。だからこそ、藤子Fは黒いSF短編が書けるのだ、と。

私と同じように藤子F作品と関連してディック『ユービック』をおすすめしている方がエキサイトレビューにいらっしゃって私とものすんごく気が合いそうじゃないですか。

なぜ『ユービック』なのか? は読めばわかります。ディックにしてはどろどろしてなくてライトな感覚がちょっと藤子・F・不二雄っぽいのです。

だってほら、『ドラえもん』を「悲惨な現実を改変すべく、ひみつ道具を使うも、持ち前の無能から陥穽にはまるのび太の物語」と捉えれば、ディック的といえなくもないし、『火星のタイム・スリップ』って、そんな話だよなー。『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』もひみつ道具といえなくもない。『虚空の眼』を大長編ドラえもんでできなくもないぞ! ジャイアン世界にトリップだ! ボエ~♪ 無力な人間の魂の叫びという点においては、『ドラえもん』もディック作品も共通なんですよ、とむりやりまとめたところで、今回もおしまい。
「第2回 すこしふしぎ(SF)な悪夢ーードラえもん「どくさいスイッチ」」 :エキサイトブックス

たしかにディック主人公も藤子F主人公も基本ダメダメなんですよねー。『ユービック』はディック長編にしては読みやすいので私もおすすめしておきます。

そしてMy Merry Mayという作品が、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の影響を受けていることを知っている方も多いと思います。ただ、この作品、ちょっと難しいんですね。ディック長編のなかではまだ簡単なほうだとは思うのですが。

アジャストメント―ディック短篇傑作選 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-20)そんな藤子Fでマイメリなあなたにディック短編集『アジャストメント』映画化された表題作を含む名作13編がそろっています。初ディックにはぴったりな短編集。

ぶっちゃけ電気羊なんて読まなくてもディックは短編集読めば十分。どの作品もいっていることはだいたい同じ。だから、ぜひぜひ短編だけでも読んでみてください。エンターテイメントとしておもしろいですよ!

藤子Fなひとならミノタウロスの皿的な「ウーブ身重く横たわる」、うつつまくら的な「凍った旅」、マイメリなひとなら現実と虚構な「にせもの」「電気蟻」あたりをおすすめ。

とくにマイメビのリース/鏡編が好きなら絶対ディック読まないとだめですよまじで。あとは「完全なる模造品の虚構」というシーンタイトルが好きな方とかも。

ディックはホンモノとニセモノ、オリジナルとコピーにこだわったひとです。つまり、完全なる模造品の虚構、あとはネタバレになるからいわない。

というわけで、『アジャストメント』の感想はこちらです。:『アジャストメント』感想

ドラえもん ねがい星/モテモテール大作戦

2011/6/3 わさドラ ねがい星/モテモテール大作戦 の感想です。

人工知能学会の瀬名さんの講演「なぜミクロスはスネ夫並みの知能なのか」、伊藤計劃『ハーモニー』のETMLについても話したの? それは行きたかった。講演録だしてください!

講演のときに話題にでたらしい瀬名さんの著書『インフルエンザ21世紀』はいい本でした。瀬名さん自身もブログで東日本大震災につながるとおっしゃってます(小説を書きたいのに:瀬名NEWS)し、私もそう思うのでぜひ読んでおくべきです。

シリーズ対談:大震災のあとで 瀬名秀明×苅部直 - 毎日jp
瀬名さんと同じ県で被災した立場からすれば、瀬名さんの言説にうなずけるところは本当に多いんだよねー。……というか、

『ドラえもん』のスタッフが沿岸の被災地でチャリティー紙芝居をしたので同行しました。映画「ドラえもん」の監督さんが書き下ろし、……。

なんですって!? 紙芝居の話は耳にしたが、監督が書き下ろしたなんてはじめて聞いた。寺本さんや渡辺さんなら私ものすごく見たいんですけど! でもここでは楠葉さんのことを指すのかな?

瀬名さん新刊だすではないですか。「ハヤカワ」から「短編集」って両方とも初じゃない? 連作短編集は『第九の日』で前例あるけど。「2010年代のSFの目指すべき方向を示した表題作」という解説を見ると、表題作はNOVA3「希望」の再録っぽいな。

「希望」なんておすすめしてたらドラからSFに入ろうとする読者逃がしちゃうかなあ。私も10%~20%くらいしか理解してないけどね! とくに「希望が最後に残る」ってところがまったく理解できていない。でも全体に流れるダークな雰囲気がなんか好きだ。

あえて小説版ドラを気にいったひとにすすめる。どう思うのかが知りたいから。

ねがい星(原作:10巻)
脚本 大野木寛/絵コンテ 善聡一郎/演出 しのみやすゆき/作画監督 小野慎哉


白黒反転の演出ってドラでは結構めずらしいよね。たまにでると驚く。

短くすっきりまとめたギャグ話としては原作のほうが優れていると思うのだけど、いろいろな生き物をだして動かすアニメもまた見ていて楽しい。

スネ夫はほしいものを素直にいうべき。身長、と。そうしたら新潮文庫が降ってきて私ハッピー。『Fantasy Seller』が気になるきょうこのごろなんだ。

この話で一番気になったのが不法投棄のドラたち。「土に還る」と一応フォローははいっていたけどさ。窓からポイ捨ての法則が発動しないだけまだましというべきか。しかし、あんな機械が土に還るのであればとても便利だ。さすが未来。ゴミの心配は少ない。

ついでにカップラーメン10個一気食いというのび太のねがいに笑った。「ぼくのバカ! バカ!」となるのですね。カップめん大量に食べたくなって、それを頼もうという想いはとてもよくわかる。ただし子どものころ限定。いまとなってはそんなユメありません。

どちらかというと私は最終的なのび太と同じくやまもりおこさまランチがいいです。おこさまランチはおいしいよ。ちなみにMy Merry Mayをやってると食べたくなってくる料理のひとつ。

モテモテール大作戦(アニメオリジナル)
脚本 清水東/絵コンテ 井出安軌/演出 しのみやすゆき/作画監督 小野慎哉


これはしずかちゃん天使。オチの予想がつかなかった。

なるほど。相手のためを想って冷たくするというのはよくある話。それでも気づかなかったのは、最初の「自分でやらなきゃだめよ」が話の腰を折るのび太を本気で冷たくあしらったように見えたんだもん!

なにげにピッポ役の小林由美子さんが再登場。女の子Bがだれだかわからなかったけど。

「のび太さん、一番好きなの私でしょ」で不気味なBGMに切り替わってこわかった……。好きなひとは自分の魅力でひきよせましょう、どんなものでも使いすぎたり食べすぎたりすると副作用がありますよってことで。

次回6/10の放送は「新曲発表! ジャイアンにボエボエ?」です。
南海大冒険のベティみたいな女の子がでるらしい。

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