Entries

ルートダブル -Before Crime After Days- Xtend edition

ルートダブル Before Crime After Days(限定版)  ルートダブル~Before Crime After Days~Xtend edition (通常版)

PlayStation Vitaにてルートダブル Xtend editionクリア、以下感想です。(中澤工作品では、Never7・Ever17・Remember11・I/O・Close toをプレイずみ)

Remember11が亡霊と化してる予感。私にとっても、制作者にとっても。

Ever17よりもRemember11の系譜を継ぐのがルートダブルという作品だと思います。一歩間違えると死に至る疾走感と同時に振りまかれる謎が印象的なAルートと、すべての謎を解決させるBルートとそのあと。Remember11と違い、根本に関わる未解決の謎は無いと言っていいです。

しかしなぜ物足りなさを感じるのか。それはきっとRemember11のせい。ルートダブルAルートはたしかにすばらしかった。すばらしかったけど、比較対象となるR11こころ編がさらにすさまじかっただけというだけなのです。

サスペンス感あふれる文章にしても、驚きの「仕掛け」にしても、R11を下回ってしまった印象です。こころ編バッドの恐怖感、そしてグッドの「海」、あの衝撃は忘れられない。

それでも、R11ファンこそルートダブルを買うべき。たとえ物足りなさがあろうと、Aルートの没入感はすばらしいから。それに、R11で大活躍した豊口めぐみさんと友永朱音さん(と12RIVENの佐藤利奈さん)が参加してるというだけで私は嬉しかった。豊口さんはまた(序盤)嫌な役かよっ!と。

だらだらした文章が少なかったのも好印象。いや、説明的な文章展開がくどいのは事実だけど、一文一文はあっさりしてるので、12RIVENや9時間9人9の扉、善人シボウデスが嫌いだった方でも安心です。(R11悟編の文章は打越さんメインだと思うが……12RIVEN等のくどすぎる文章を考えると、中澤さんもある程度修正していたとおもわれる)

ただ、テキストでとても気になったところがあった。Aルート隊長のテキストについて、台詞では苗字呼びなのに地の文では名前呼び。これが副隊長のように職場では苗字呼び、プライベートでは名前呼びの設定であれば納得がいく。しかし、記憶喪失の隊長でこれはおかしい。(小説版では地の文も苗字呼びになっていることを確認。良改変)

最後に、ABルートプレイ中、反射的に思い浮かんだ予想展開を書いておく。当たっていたのもあればはずれていたのもあり。ネタバレもあるため以下反転。

Nエリアに原子炉はない。放射線もない。
Bルート悠里はすでに死んでいる。(でもそれならAルート悠里は!?と混乱していたらorz)
Aルートの裏で夏彦たち大活躍。(本当はorz)
天川博士がラスボス。
と見せかけてリフトで倒れているましろがラスボス。(実際はorz)
じつはAルートとBルートは違う世界。もしくは違う時間軸。
渡瀬といい風見といい苗字っぽい名前が多いのは叙述トリックの布石。

もう私、中澤作品やらないほうがいいかもしれない(T_T) 疑いすぎて話がすすまない。

ルートダブルやI/Oの解決編のように、平坦に終わらなかったR11はあれで良かったんだと思えるようになってきました。が、しかし。PSP追加年表に犬伏関係の謎を書かなかったのは許さないんだからねっ!




Appendix

プロフィール

shui

Author:shui

Twitter:@shuijiao4

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
プロフィール画像:©SozaiRoom

ユーザータグ

検索フォーム

QRコード

QRコード