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中国語圏のドラえもん

中国でもドラえもんは大人気のようです。
(中国・台湾の友人がアンキパン好きとか言ってました。なんでこんなに有名なんですかアンキパン)


  過去,人們一直叫我機器猫,其実這不是我的原名。我的原名是 "多拉A夢※" 。
  人們還給我起了個愛称叫做 "小叮当" 。
     藤子・F・不二雄, 碧日訳, 『多拉A夢※ 1』, p3, 2002, 吉林美術出版社
  (管理人shui注: 簡体字は日本の漢字に直しました)


「いままで、みんなはずっとぼくのことを『機器猫』と呼んできたけど、
それはぼくの本当の名前じゃないんだ。
本当の名前は、『多拉A夢※』 それから、まだぼくのことを『小叮当』と愛称で呼んでいる人もいるね。」
(管理人shuiによる翻訳。最後の文は結構適当なところがあります。すみません。)


なんて書かれているように、以前、ドラえもんは「機器猫」「小叮当」なんて呼ばれていましたが、
最近では「多拉A夢※」と日本語に近い発音に直されているようです。
(「机器猫」のほうがご覧になる機会が多いでしょうが「机」は「機」の簡体字です。)

50代くらいの中国の方が「機器猫」のほうがなじみがあると言ってました。
若い方は逆に「多拉A夢※」のほうがなじんだりするのかな?


ところで「機器猫」「小叮当」とはどういう意味なのでしょう。
以下参考: 伊地智善継編, 『白水社 中国語辞典』, 2002, 白水社


「機器猫」について。
「機器」とは機械のことです。「猫」はそのまま。
つまり訳すと「機械猫」です。もっとドラえもんっぽく訳すと「ネコ型ロボット」でしょうか。
「ロボット」が中国語で「機器人」ですからかなり的確な翻訳かもしれません?
(中国ではロボットって人型が前提なのでしょうか。いやそもそもロボットとは?
あとでrobotで英語の辞典引いてみよう。
現実世界には人型でないロボットのほうが多いですけどね。)

「小叮当」について
「小」は名前の最初につけます。「小王」で王君、みたいな感じです。
「叮当」は「チリンチリン」「ガチャン」という擬音語です。(おそらくこの場合は鈴の音)
つまり、むりやり訳すと「チリンチリンくん」です。愛称なのであんまり深く考えないほうがいいでしょう。


ついでに「多拉A夢※」について。
明確なソースはありませんが
(中国語版wikipediaで確認 http://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%93%86%E5%95%A6A%E5%A4%A2 2010.2.26取得)
香港では「多」はそのまま、「拉」のみ口偏がついた題名・キャラ名が正しいようです。
(香港で最も広く使われている広東語のwikipediaでもそうだったからきっと正しいのだろう……)

ちなみに、中国と台湾の(おそらく)公式サイトはこちらです。
中国 http://www.dora-world.com.cn/top.html
台湾 http://www.dora-world.com.tw/top.html


※正確には「口偏に多・口偏に拉」

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