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ドラえもん めいわくガリバー/ウワサののび太

2011/5/20 わさドラ めいわくガリバー/ウワサののび太 の感想です。

山本周五郎賞の発表待ちをしていたら、児玉清さんがお亡くなりになったとお知らせ。文庫版図書館戦争の有川浩×児玉清対談、まだ続くはずだったのに!(対談は全部終わってるっぽいので、載るとは思うけど……)

ダ・ヴィンチ5月号の図書館戦争特集をのぞきにいったら瀬名秀明×辻村深月対談があって驚いた。

その辻村深月さんは山周賞ならず。吉川英治文学新人賞受賞・推協賞短編部門ノミネートと最近よくお名前を見ます。『凍りのくじら』が合わなかったのでスルーしていたけど、もういちど、チャレンジすべきなのか。

そして瀬名秀明さんの『BRAIN BALLEY』が当時吉川新人賞と山周賞にノミネートされていたことを知ってこれまたびっくり。「こんなの小説じゃない!」と思いつつ……じゃあなんなのと聞かれるととても答えに迷う。まあどっちでもいい。おもしろいことは正義。:『BRAIN VALLEY』感想

瀬名秀明もついでに真保裕一も、登場人物が悩む内面重視な中期の作品より、取材で得たものを全部ぶっこんで小説っぽくした初期作品のほうがおもしろい。もっとも、こんなことをいったら「小説」を読んでくれないと真保さんに怒られそうだ。

ちなみに真保作品は『ホワイトアウト』で吉川新人賞、『奪取』で山周賞(と推協賞)です。両方とも、楽しいよ。

めいわくガリバー(原作:36巻)
脚本 清水東/絵コンテ 山岡実/演出 吉野芙紀/作画監督 嶋津郁雄


この地球上に小人の島なんてないからね。

嘘だッ!

島じゃないけどアマゾンに小人族の集落が(ry

普通の人間なのにほかの惑星に漂着してヒーローに! というところは微妙に宇宙開拓史や小戦争を連想。

原作のガリバー物語は歓迎されて敵をぶったおすのに利用されたあと、うとまれて殺されかかるとっても現実的な話なわけですが、なんで絵本だと違うのだろう? 私は子ども向けの話は読んだことないんですけどそうなんですよね?

ちなみに原作は原民喜訳のものが青空文庫から読めます。昔の訳なのに読みやすいいい訳だな……。

この手の古い本になればなるほど翻訳者が当時の時代背景とかきちんと調べてくれて、翻訳という解釈にいれてくれるから原著読むより楽なんじゃないかしら。研究などで原作を踏まえなきゃならないとかなら別ですが。

英語ができないからひがんでるわけではないです。本をたくさん訳してくれる日本最高。

もっとも、この手の資料集めに金がかかって翻訳者はもうからないといっていたの誰だったかなあ。山岡洋一先生か鈴木主税先生だったと思うのだが。未来の翻訳コンピューターは資料本を自分で読めるようになるのですね。なら人間いらなくない?

完全自立稼働ロボットがいる時点でこんなのつっこむのは野暮か。

私はこの話をボランティアをするときは受け入れ体制を確認して相手が望んでいることをするようにしましょう、ととりました。えーなにこの地震関連。もしかしてスウィフトとおなじく時事ネタな社会風刺ですか?

絵コンテは一年半ぶりに山岡実さん。ドラの表情がいつもと違うようにみえたのは山岡さんのせい? 序盤でドラの顔をいじっているときの絵がおもしろかったです。

本作が気に入った方は同作者のSF短編「超兵器ガ壱号」もどうぞ。

ウワサののび太(アニメオリジナル)
脚本 藤本信行/脚本協力 富永淳一/絵コンテ 西田健一/演出 吉野芙紀/作画監督 遠藤良恵


きみがウワサののび太くーん? まあ、月形まる代さんも知ってたし。2008年の「のび太の出会いカタログ」は月形さんが変貌しててとてもよかった。そういえばこの回でもちこく回数を誤解されていたみたい。ウワサは変わってなしと。

スパイがあらわれるのはパーマンのまね? パーマンって結構あやしい話あるよな……。スパイに夕陽のなかおっかけまわされるところが綺麗でよかったです。

ところで、もしかしてこっちも地震な社会風刺なんですか? あることないこと広まっていくのって、ほんと迷惑ですよねー。もう震災のデマ検証本がでたのか……はやいな。:荻上チキ『検証 東日本大震災の流言・デマ』

次回5/27の放送は「カワウソのび太の大冒険」です。
カワウソというチョイスがいいですね。犬はそろそろあきた。
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