Entries

いまさら『クロス探偵物語』(SS・PS, 1998)

PSゲームアーカイブスからいままで配信されていた神宮寺三郎シリーズが消えたorz

神宮寺シリーズは2010年のDS『赤い蝶』からアナウンス無し、携帯の神宮寺アプリも終了、というか開発元のワークジャムのWebサイトが2011/1/20から更新されてないという。わたくし、とてもイヤな予感がします。

そもそもワークジャムの鬼才クリエイター(だった)神長豊さんはいま何やってるのッ! 生きてるの。神宮寺シリーズの新作、クロス探偵物語の続編はまだですか。あのころのワークジャムはもう戻ってこないんですね、わかりません!

追記
一日後日談:わーくじゃむは ばくはつ しなかった><

さらに追記(2014/1/29)
アーカイブス復活した! そしてかなり前にWJのWebサイト消滅した……。

クロス探偵物語1 前編いろいろ思い出していたらクロス探偵物語について語りたくなってきたので語る。隠れた名作……でもないか。AVGファンには有名ですね。もはや続編が出ないこと自体がネタと化しているこれ。

ストーリーが魅力的とかトリックの出来が良いとかシステムが完成してるとか絵がきれいとかいろいろレビューがありますが、個人的にはこのへん過大評価の部分があると思ってる。

その理由としては、
ストーリー:続編前提のつくりで中途半端に終わる。未回収の伏線多数。ご都合主義展開多し。

トリック:ねーよwww 7話のビデオのアレとかどうなんだ!

システム:当たり判定が狭いとか調べるたびにいちいち「ポインタ」を選びなおさなければならないところとかどうにかしてほしかった。

あと、文字入力で知識として知ってないと入力不能なところを出すのはいかがなものか。具体的に言うと1話「大きな卵」・3話「夜光塗料」・7話「ビデオ」

絵:いま見るとさすがにちょっと崩れてるところが。(最近のアニメは絵きれいだからなおさら) でも絵を使った細かい演出は好き。

上を褒めているレビューに期待してやると肩透かしを食うかも。クロスの真の長所はこんなのじゃないですよ。本当の長所は魅力的なキャラクターとその掛け合いです。

ひさしぶりにやりなおしたら1話から爆笑してしまった。「先生が悪者に捕まっている!」と勝手に勘違いして暴走する友子ちゃんと、真相を知ってて「それはあぶない!」とあおって取引持ちかける剣ちゃんとかもうBGMとあいまってお腹いたくなった。

ここは友子ちゃんがボケ役だったけど、本来は主人公の剣ちゃんがボケ役。
「暗号が示す場所は、上中(かみなか)里だろう。このゲームの企画者さ。神長(かみなが)っていうんだぜ!」
「関係ないでしょ!」

このふたりの夫婦漫才は最高!

掛け合いもおもしろければ自己つっこみなんかも秀逸なんだこれが。メタ的なのもいくつか。たとえば趣味の悪いバアさん相手に「付き合って」という謎の選択肢が出てきて選ぶと「お前が付き合え!」ってテレビの中から指差されますw

あと女性の胸に対するコメントがほぼ全種類あったりテキストの細かい作り込みが本当にすばらしい。作りがあまい総当たりAVGはテキストが邪魔なことがあるけど、クロスはむしろ回り道推奨のAVG。クロスの魅力は絶対にテキストそれとテキストに付随して生まれるキャラクターです。

しかし、そのわりに取り扱う事件が残酷というのはグロ苦手な私へのいやがらせじゃー!(視覚的にひどいグロ絵は無いけど、想像すると怖い殺害方法が多い)いちばんおそろしい第7話は4回プレイしないと真相がわからないとか鬼。

もっともいちばんおそろしいいやがらせは、クロスが続編前提の作りかつ「続編決定!」と予告映像まで出しといて10年以上音沙汰が無いことなのはいうまでもない。

関連記事:探偵 神宮寺三郎DS 赤い蝶
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://iandmeandwho.blog107.fc2.com/tb.php/200-6148528a

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

トラックバック

Appendix

プロフィール

shui

Author:shui

Twitter:@shuijiao4

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
プロフィール画像:©SozaiRoom

ユーザータグ

検索フォーム

QRコード

QRコード