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わさドラのテーマは何か

私は原作ドラえもんの特長はとにかく「笑い」だと思っています。
そして、あのギャグ、特にあの「間」をアニメで再現するのは不可能だと考えています。
となるとアニメでは原作とは別のポイントがほしいところです。

そして、ようやくわさドラのポイントがはっきりしてきました。
わさドラのテーマはおそらく「家族」ですね。


テーマの象徴になっているのはママだと思います。
明らかに原作とは違うんです。優しいんです。のび太に対しても、ドラに対しても。

たとえば
・『新魔界』で台風の中帰ってきたのび太を心配+地震のときにのび太を抱きしめる
・「バイバイン」で買い物から帰ってきて真っ先にのび太を呼ぶ
・「あの日あの時あのダルマ」で言いすぎたことを反省+最後ドラといっしょにのび太を見守る
・「ドラえもんの青い涙」でドラの恋路をひそかに応援
・「天の川鉄道の夜」でドラにご飯前におやつを食べないように「いつも」注意していることがわかる
・「僕の生まれた日」「45年後」 解説はなしで

寺本回が目立つのは、寺本さんの細部に渡る演出のせいなのかママにこだわりがあるのか。
とにかく、わさドラは のび太―ママ・ママ―ドラ のラインがとても強固なのです。


のび太―ドラえもんラインはどうかというと、これはほぼ原作通りです。
のび太⇔ドラの双方向性がきちんと成立しています。

わさドラ独自だと、
・「長い長いお正月」でドラが歯の治療中ののび太を待つ
・「風の子バンド」でのび太がドラに上着をかける
など。さりげないですが、なかなか心に残るシーンです。
(最近のわさドラってほんと「さりげない」ところが多い)


パパは目立つ回が少ないですが、
「僕の生まれた日」「45年後」『緑の巨人伝』、あとは『新魔界』の地震ドラ抱きしめなど。
ちゃんとのび太―パパ・パパ―ドラ が成立しています。


とにかくわさドラは原作よりものび太―ママ・ママ―ドラ の関係が強い。
それはときにのび太―ドラ・ドラ―パパ・パパ―のび太 ラインに影響しあう。
だからこそ、「家族」を感じるのです。私はこの雰囲気が大好きなんです、本当に。


演じる三石琴乃さんにも感服です。本当に優しい声を出しますね。
(町内突破大作戦のアレはマジで怖かったですけど)

じつは私は声優が変わる際、ママの声が三石さんでずっこけまして。
だ、だいじょうぶなのかな? 慣れるかな? と一番心配したのですけど、
今となってはまったく問題ありません。


スタッフの方々が意図的にテーマを家族に設定しているのかはわかりませんが、
私はこのように解釈してますということで。
今後も楽しみです。


次はママ―パパラインを強固にしてきたりするのかな。
ここだけちょっと抜けていますね。

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