Entries

しずかちゃんお誕生日おめでとう!

2010/5/21 わさドラ しずかちゃんとおじいの木 の感想です。

しずかちゃんとおじいの木(アニメオリジナル)
脚本 大野木寛/ 絵コンテ・演出 三宅綱太郎/ 作画監督 鈴木まりあ

以前から原画を担当なさっていた鈴木さん、初作監のはず。
とにかくしずかちゃんかわいすぎる。じつにまずい、もっとだせ。

じゃなくて、


前回の感想の
>「自然」「命」がテーマか。難しそうですが、どう料理してくる?
お見事! 命の連鎖を描いた良作です。

木が切られる話というとエスパー魔美の「樹のざわめき」を思い出します。
超能力で木を動かし、結局木は切られずにすむというオチがどうも気に入りませんでした。
そんな私には完璧な当たり回。


・切るなんてひどいわ
でも、大人だって理由なく切るわけじゃない。
枯れていて子どもが遊ぶと危ないという事情があるわけで。(実際、ジャイアンが落ちてる)

切らないように脅かしても、根本的な解決になるわけじゃない。
肥料をたくさんあげてもまた花が咲くわけじゃない。
そして、花火で軽く燃やしたくらいで、花が咲かなくなったわけじゃない。

今回はいい意味で「子ども」を映している回だと感じました。

・しずかパパ登場
パパかっこいいよ。部屋のライトもいい雰囲気。

・みんな木なんかどうでもいいのかなあ
「子ども」を映したあとに容赦なく「大人」の現実を描く……残酷。

・神成さん登場
これはGJ. 今回はしずかパパといい、人選いい。

・草や木が動き出すんだ
なんかシュール。というかかわいいよタンポポ。
前に、「モノ」が意思をもってヒトとコミュニケーションするってなごむと書いたけど、コミュニケーションしなくてもなごむことに気付いた。

・そうやって森は続いていくんだよ
孫引きですが


死にゆく植物が生命を養うのを見るがよい
生命が分解し、再び植物が育つのを見るがよい
滅びゆくものはすべて他のものを補う
――アレグザンダー・ポープ 『人間論』

『地球の長い午後』(ブライアン・W・オールディス, 伊藤典夫訳, p4, 1977, ハヤカワ文庫)より。



『緑の巨人伝』(大野木さん脚本)はナウシカのパクリとかいわれてますが、
ジブリを見ない私には『地球の長い午後』にしか見えなかった。

・フレッ、フレッ、しずか!……もうやめようよ
ここであえて道具を出すも、封印して心情描写。道具封印の正しいやりかたの一つを見た。
BGMもぴったり。

パーソナル応援団長は心の無い道具。
心呼び出し機にも心は無いのだろうけど、それで心を呼び出せるというのは不思議なこと。
(そもそも植物に心ってあるのかな。日本人は万物に魂が宿るという考え方をするけど)

・夜桜もいいもんだね
背景美術GJ. あと、夜の雰囲気が全体的によかった。


子ども⇔大人、生⇔死、心⇔道具(?)と上手い対比が目立つ回でした。


えかきうた
コメ!? これは職人。


来週5/28の放送は「アベコンベ」「のび太の知らないのび太」です。
アベコンベはホラー。

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://iandmeandwho.blog107.fc2.com/tb.php/36-da24e420

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

トラックバック

Appendix

プロフィール

shui

Author:shui

Twitter:@shuijiao4

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
プロフィール画像:©SozaiRoom

ユーザータグ

検索フォーム

QRコード

QRコード